2017年1月30日

【頭が整理できないときのロジカルシンキング】メルマガ草創花伝 vol.882

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『頭が整理できないときのロジカルシンキング』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、大変困ったことがありました」


●師範:
「あ?」


○門下生:
「当社の顧問コンサルタントの助言に従おうとしたら、社内が混乱しはじめま
した」


●師範:
「どうしたんだ」


○門下生:
「わが社に、会社の未来をつぶす社員が2人いるそうなんです」


●師範:
「2人?」


○門下生:
「はい」


●師範:
「その2人は、どういう2人なんだ」


○門下生:
「若い社員の2人です。最近3年以内に入社したので」


●師範:
「3年以内に入社した? それがその論拠なのか」


○門下生:
「はい。顧問コンサルタントが言うのです。ここ3年以内に入社した若者2人
が、あなたの会社に災いをもたらすと」


●師範:
「はあ?」


○門下生:
「当社の顧問コンサルタントが言うのです」


●師範:
「社長、もう少し整理して話をしてくれ。私にキチンとわかるように」


○門下生:
「ですから、顧問コンサルタントが言うのです」


●師範:
「……」


○門下生:
「顧問コンサルタントが言うのですよ、ここ3年以内に入社した若者2人が、
私の会社に災いをもたらすと」


●師範:
「いい加減、同じことを言い続けるのはよせ。私はあなたの頭が整理できてい
ないと言ってるんだ。3年以内に入社した若者2人が、あなたの会社に災いを
もたらす論拠はなんだ?」


○門下生:
「顧問コンサルタントが言うのですよ。私は信頼しています」


●師範:
「その顧問コンサルタントは、どうやってその根拠を見つけたんだ」


○門下生:
「宇宙の神秘な力です」


●師範:
「なんだって?」


○門下生:
「何万光年先からやってくる微小な粒子を感じ取れるそうなのです。そのコン
サルタントは」


●師範:
「何を言ってるんだ、君は」


○門下生:
「これまでも、ウォール街の大暴落、リーマンショック、イギリスのEU離脱
を言い当ててるんです」


●師範:
「その……宇宙の果てからやってくる粒子を見てか?」


○門下生:
「粒子を見るのではなく、感じ取るのだと思います」


●師範:
「君の会社は40年の歴史があり、昨年、君が父親から継いだ。30歳の若さ
で。苦労はあると思うが、血迷ってはいかん。もっとロジカルに考えたまえ」


○門下生:
「私はいつでもロジカルです」


●師範:
「どこがロジカルなんだ? 若い子2人を解雇する、筋の通った論拠がない」


○門下生:
「これまで顧問コンサルタントは、何でも言い当ててきたんです。これ以上、
論理的なことはありませんよ」


●師範:
「もう面倒くさいから好きにしろと言いたいが、放っておけん。120名に従
業員がいるんだぞ。君の会社は」


○門下生:
「ですからその元凶である若者2人にサクリファイスを」


●師範:
「何がサクリファイスだっ! 意味がわかって使ってるのか」


○門下生:
「ええと……」


●師範:
「社内が混乱してあたりまえだ。ところで、私に何を相談しにきた?」


○門下生:
「若者2人に通達したら、絶対に辞めないと言い張るのです。どうしたらいい
かと思って」


●師範:
「社長、目を覚ませ、と言っても君は私の話に耳を傾けないだろう。だから私
の友人を紹介しよう」


○門下生:
「師範の友人?」


●師範:
「霊媒師だ。どうやら君に何かが憑りついている気がする。最近、家族とうま
くいってないだろう」


○門下生:
「どうしてそれをご存知で?」


●師範:
「社員……特に、側近の経営幹部から信頼されなくなってないか?」


○門下生:
「その通りです!」


●師範:
「業績も下降線をたどっている」


○門下生:
「おっしゃる通りです!」


●師範:
「宇宙の微粒子を感じ取るコンサルタントより、社長には霊媒師の話を聞いた
ほうがいいかもしれない。あなたに憑りついている霊と対話し、どうすれば未
来を拓くことができるか教えてくれることでしょう」


○門下生:
「師範、ぜひお願いします!」


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……世の中には、不可思議なものを信じる人が本当にいます。

ひどいプレッシャーに押しつぶされそうになるとき、そこに救いを求めるので
しょう。

頭が整理できなくなってからでは遅いので、日ごろから「ロジカルシンキン
グ」を勉強することをお勧めします。

「絶対達成プライム」の「今月のおすすめの一冊」でも紹介したこの本が最も
わかりやすく役立つことでしょう。


■『ロジカルプレゼンテーション』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901234439/mysterycon0c-22/ref=nosim


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【63点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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1月28~29日の土日は、東京ビッグサイトで「大新年祭2017」(フォ
レスト出版20周年記念)が開催され、私も登壇してきました。

220枚以上、名刺を持っていったのですが、すべてを配りきってもさらに1
00名以上が並ぶぐらい長蛇の「名刺交換の行列」ができ、本当に驚きました。

すごく前向きで、意欲的な方々が集まると、相乗効果で会場がすごくあたたま
りますね。

とても良い経験となりました。

参加された方、本当にありがとうございました。

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〔3〕今週は岡山、福岡へ行きます!
   【残り7ヶ所】「絶対達成LIVE2017」のご案内

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2017年の「絶対達成LIVE」は北海道から沖縄まで、全国12ヶ所で開
催します!

今年も大好評の「絶対達成日めくりカレンダー」が特典としてついてきます。
(参加者限定、非売品)

■「絶対達成LIVE2017」 札幌~沖縄まで
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2017年の初めから「絶対達成マインド」を手に入れたい方、ぜひお越しく
ださいね!

2017年1月27日

【無理なことを頼むコミュニケーション技術】メルマガ草創花伝 vol.881

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『無理なことを頼むコミュニケーション技術』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、今日は簡単なコミュニケーションテクニックを教えてもらいたいので
す」


●師範:
「どんなテクニックだ」


○門下生:
「私の部下に一週間、休んでもらいたいのです」


●師範:
「一週間休ませる?」


○門下生:
「はい。入社して5年目の部下なんです。がんばり屋なんです」


●師範:
「いい若者じゃないか」


○門下生:
「いい若者、というか……。とにかく、その部下は入社して5年近く、まだ一
度も有給休暇を取得してないのです」


●師範:
「ほう」


○門下生:
「どんなに体調を崩してもがんばって出勤してきます」


●師範:
「根性あるな」


○門下生:
「はい。去年結婚したんですが、結婚前もその後も、一度も休んでいません」


●師範:
「忙しかっただろうに」


○門下生:
「その結婚相手も、車いすで生活をしているそうです」


●師範:
「え。結婚相手、も? 君の部下は車いすで生活しているのか」


○門下生:
「言いませんでしたっけ。そうです。だからものすごくがんばり屋さんなので
す、彼女は」


●師範:
「え、彼女? 君の部下は女性なのか」


○門下生:
「言いませんでしたっけ。そうです。とても素直でいい人です。私よりも年上
なのに」


●師範:
「え、君より年上なのか」


○門下生:
「言いませんでしたっけ。そうです。私よりも5歳年上だから、47歳だった
と思います」


●師範:
「ほう……」


○門下生:
「営業成績がトップなので、会社としては休んでもらいたくないですが」


●師範:
「え、営業なのか?」


○門下生:
「そうですよ。営業部長の私の部下ですから、彼女も営業ですよ。ここ3年ず
っとトップセールスです」


●師範:
「仕事するうえで、いろんな困難がありそうだが、5年間1度も休まずに働い
て結果を出しているだなんて、素晴らしいな」


○門下生:
「お母さんといつか海外旅行へ行くのが夢だと言っていたので、今年こそは一
週間休みをとって、その夢を実現してほしいのです」


●師範:
「うんと言わないのか」


○門下生:
「はい。『そのうち休みますから』と言って、全然休暇をとらないのです。当
社は1年に1回は一週間休暇を取得できる権利があるので遠慮しなくていいの
に」


●師範:
「『そのうちやりますから』と言って、全然やらないヤツが多いこの世の中に
あって、天使のような存在だな」


○門下生:
「そうです。無理やりにでも『うん』と言わせるコミュニケーション手法はな
いですか」


●師範:
「ドア・イン・ザ・フェイスを使うのが一般的だろうな」


○門下生:
「ドアインザ?」


●師範:
「はじめに、頼みたいことよりかなり負担の大きな依頼をし、一度断られてか
ら本当に頼みたいことを伝えるテクニックだ」


○門下生:
「師範、具体的に言いますと?」


●師範:
「今回のケースでは、これまで消化していない有給休暇を今年中に全部取りな
さい、と強く提案するとか」


○門下生:
「これまで消化していない有給休暇って……。30日とか40日とかあります
よ」


●師範:
「それを全部取れと言ってみる」


○門下生:
「そんなの無理だと言うに決まってます」


●師範:
「君がそのような態度では効き目がない。本当に取得してもらうつもりで迫る
んだ」


○門下生:
「そ、そんな」


●師範:
「相手が無理だ無理だ、と言うのだから、もっと無理なことを依頼してみる。
これをドア・イン・ザ・フェイスと言うんだよ」


○門下生:
「でも、絶対に彼女は受け入れませんよ」


●師範:
「どんなに押しても無理だったら、君が折れなさい。『こんなに頼んでもムリ
だと言うならしょうがない。だけど、せめて今年の一週間休暇はとってくれ
よ』と言って」


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……「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」とは、はじめに本当に頼みた
い事柄よりもかなり負担の大きな依頼をし、一度断られてから本当に頼みたい
ことを伝えるテクニック。

最初に提示した情報が頭に残り、その後の判断に影響を与えるアンカリング効
果の一部。依頼者が一端譲歩すると、ついつい相手も譲歩してしまうことを
「譲歩の返報性」と言います。

「絶対達成チャンネル」でも解説していますので、ご参考まで。


■ 最強の営業「クロージング技術」
https://youtu.be/ZKVYMRe_vQM


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【51点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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新刊「絶対達成バイブル」が5回目の増刷となりました。

発売1カ月半で、【5刷・2万5000部】突破です!

増刷を重ねると本当に嬉しいです。ありがとうございます。

これほど「リアル書店」で売れた本は、過去あまりないのではと思っています。

リアル書店でもネット書店でも、どこで買っても参加できる発売記念キャン
ペーンにまだ参加していない方は、ぜひお早めに。

■「絶対達成バイブル」発売記念キャンペーン
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2017年1月23日

【意外な「営業の採用基準」とは?】メルマガ草創花伝 vol.880

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『意外な「営業の採用基準」とは?』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、相談があります」


●師範:
「どうした」


○門下生:
「営業をひとり採用したいのですが、どういう営業を採用したらいいのでしょ
うか。技術者ならともかく、営業というと、どうも採用基準が曖昧でして」


●師範:
「そうだろうね。元気で前向きで、何事にもチャレンジ精神がある、とかが採
用基準なら、誰でも引っ掛かるな」


○門下生:
「ええ」


●師範:
「元気でもないし、前向きでもないし、何事にもチャレンジしないようなヤツ
なら、技術者でも要らないもんな」


○門下生:
「はい」


●師範:
「どうして営業を採用したいんだね」


○門下生:
「営業をひとり採用したいんです」


●師範:
「……ほう」


○門下生:
「はい」


●師範:
「もう一度聞くが、どうして営業を採用したいんだね」


○門下生:
「そうなんです。社長がひとり営業を採用しろと言うので」


●師範:
「……なるほど」


○門下生:
「ええ」


●師範:
「ところで、ちょっと雑談になってしまうが、先週まで体調を崩しててね」


○門下生:
「そうですか」


●師範:
「まいったよ。どこで風邪を移されたのかな。週末は2日間、まるまる寝込ん
でた。あんなこと、滅多にないよ」


○門下生:
「大変ですね」


●師範:
「……そうだな」


○門下生:
「……」


●師範:
「話をもとに戻すが、営業を採用しようとする場合、誰が採用面接をするのか
ね」


○門下生:
「私です」


●師範:
「君が?」


○門下生:
「営業の責任者ですから」


●師範:
「そうか」


○門下生:
「はい」


●師範:
「それじゃあ、私が考える営業の採用基準を言おう」


○門下生:
「え! そうですか」


●師範:
「リアクションだよ」


○門下生:
「は?」


●師範:
「相手の言っていることを正しく受け止め、正しくリアクションができる。こ
れは採用面接のときにすぐわかる。これができなければ、営業としては適性が
ないと思って間違いない」


○門下生:
「リアクションですか」


●師範:
「たとえば目の前に座っている人物が『週末、風邪で寝込んでた』と言ったら、
『ええ! そうなんですか? それは大変でしたね。今はもう大丈夫なんです
か。最近、風邪が流行ってますから気をつけないといけませんね』」


○門下生:
「……」


●師範:
「これぐらい、言えないとダメだよな」


○門下生:
「はあ……」


●師範:
「そして、当然のことながら、面接する人物もリアクションが大きくないとダ
メだ。感度が鈍いヤツだと、相手がリアクションできているかどうか判別がつ
かない」


○門下生:
「へええ」


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……営業の「採用基準」とは何か? 採用面接でどんなところをチェックすべ
きか? を営業コンサルタントの横山がズバリ解説しました。

ある一点をチェックしてもらいたいのですが、おそらく多くの人が意外だ!と
思うポイントです。

先週の「絶対達成チャンネル」のテーマです。(8分程度の動画)


■「これが無かったら売れない!」営業マンに不可欠な能力とは?
https://youtu.be/erQCgY5gPKA


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【8点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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2017年、まだはじまったばかりですが、おそらく今年1年でも最大といっ
ていいほどの過密スケジュールが今日からスタートです。

今日は朝から「社長」を10名集めたセミナーを八芳園で。夜は八重洲ブック
センターで出版記念講演。

明日は、早朝から横浜で最初の「絶対達成社長の会」。午後から「絶対達成L
IVE」の東京会場。

夜は札幌へ飛び、明後日は札幌で「絶対達成LIVE」。

木曜日は名古屋で新春 経営理念セミナー。

土日はビッグサイトにおける大新年祭(フォレスト出版主催)。合計1000
名が参加されます。

実は週末、風邪をこじらせて寝込んでいたこともあり、さすがに私は誓いまし
た。

芸能人じゃないんだから、もう二度と、こんな過密スケジュールはやめよう。
来年の「絶対達成LIVE」は、全国12ヶ所ではなく、3~5ヶ所にしよう
と。

不測の事態が起こったとき、多くの人に迷惑をかけてしまいますから。

今期は講演依頼があっても、基本的に私以外のコンサルタントに任せたいと思
います。

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〔3〕絶対達成プライム1月号のテーマは「大量行動と少量管理」。
   今月の「横山信弘の紹介したい一冊」とは……?

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「絶対達成プライム」1月号は、「大量行動と少量管理」がメインテーマ。

短い時間で目標を絶対達成させるためには、大量行動のみならずシンプルかつ
効果的なマネジメントをする必要があります。

長時間労働が許されぬ現代、どのように「少量管理」するのかを解説します。


■ 絶対達成プライム会員「1月号」専用ページ (〆切26日)
http://zettaiprime.jp/admission/


そして大好評! 毎月「絶対達成プライム」会員にのみお伝えしている「横山
信弘の紹介したい一冊」のコーナー。

今月は……

■『私はどうして販売外交に成功したか』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478540098/mysterycon0c-22/ref=nosim

です。

「営業」であれば、誰もが持っているのではないか。そう思える名著中の名著
です。「大量行動」といえば、こちらの書籍ですよね。

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〔4〕今週はいよいよ東京、札幌で!
   【全国12ヶ所】「絶対達成LIVE2017」のご案内

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2017年の「絶対達成LIVE」は北海道から沖縄まで、全国12ヶ所で開
催します!

今年も大好評の「絶対達成日めくりカレンダー」が特典としてついてきます。
(参加者限定、非売品)

■「絶対達成LIVE2017」 札幌~沖縄まで
http://attax-sales.jp/live2017winter

2017年の初めから「絶対達成マインド」を手に入れたい方、ぜひお越しく
ださいね!

2017年1月13日

【シンプルマネジメントの選択眼】メルマガ草創花伝 vol.877

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『シンプルマネジメントの選択眼』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、細かい仕事のやり方について聞いてもいいですか」


●師範:
「ダメだよ」


○門下生:
「えっ」


●師範:
「仕事のやり方なんてわからない」


○門下生:
「そ、そんなこと言わずに教えてくださいよ。会議のやり方で悩んでます」


●師範:
「会議?」


○門下生:
「はい。今年から課長になって部下が5人になったんですが。どうも会議の運
営に問題があると思ってるんです」


●師範:
「へええ。そうなのか」


○門下生:
「はい。師範のところには、いろいろな企業のマネジャーが相談に来てると思
います。皆さんは、どんな会議のやり方をしてるんですか」


●師範:
「個人個人の状況報告を聞いて、アドバイスしてるんだろう」


○門下生:
「そうですよね。やっぱり」


●師範:
「『今月の売上はいくらだ?』『それでその案件はどうなるんだ?』『この商
談の阻害要因はなんだ?』と、ひとつひとつ確認してるやり方が多い」


○門下生:
「私もそうです。そういうやり方です」


●師範:
「どんな問題があるんだ」


○門下生:
「すごく時間がかかるんです。5人全員に対して確認していくと、2時間から
3時間はかかります。それにアドバイスしても、部下は『できない言い訳』ば
かりしますし」


●師範:
「そりゃそうだろう。会議なんて、そんなもんだ」


○門下生:
「そんなもんですか」


●師範:
「報告させたいことを、すべて会議資料に盛り込めばいいじゃないか」


○門下生:
「はい。実はもうしてあります。しかしそうしたら会議資料が複雑になってし
まって」


●師範:
「何種類の会議資料があるんだ」


○門下生:
「4種類です。業績管理の資料、案件管理の資料、月ごとの振り返り資料、今
期の戦略進捗管理資料、重点取引先状況報告資料の4つです」


●師範:
「え……。5つじゃないか?」


○門下生:
「え! 5つ、ありますか?」


●師範:
「5つだよ。もう一回かぞえてみたまえ」


○門下生:
「ええっと、業績管理資料に、案件管理の資料で……」


●師範:
「もういい! そんな話は」


○門下生:
「す、すみません」


●師範:
「君がここへ来てからすでに20分が経過した。貴重な時間なのに、実のある
話が全然できていない気がする」


○門下生:
「そ、そうですよね。私の会議もそうなんです。実のある話が全然できないん
です」


●師範:
「実のある話をするためには、もっと新聞を読んだほうがいい。歴史物の小説
も、実のある話を仕入れるにはいいんじゃないか」


○門下生:
「歴史物の小説ですか。何かおススメがありますか」


●師範:
「司馬遼太郎の『国盗り物語』とかいいんじゃないかな。ビジネスにおいても
参考になることが書いてある」


○門下生:
「『国盗り物語』、ですか……。わかりました。メモしておきます」


●師範:
「冲方丁の『天地明察』もいい。大きな事業を成し遂げるとはどういうこと
か、知ることができる」


○門下生:
「は、はい。冲方丁さん、ですか……。それで、私の営業課の目標は達成する
んでしょうか」


●師範:
「は?」


○門下生:
「ですから、そういう本で学んで会議をすることで、私の課の目標は達成する
んでしょうか、と聞いたんです」


●師範:
「目標を達成したいのか? 会議で実のある話をしたいのか、どっちだ?」


○門下生:
「もちろん、目標を達成したいんです。そのための会議じゃないですか」


●師範:
「君と会って、すでに35分が経過している。こういう遠回りをしていること
自体、問題だ。もっと最短距離で核心に迫る思考回路を持ったほうがいい」


○門下生:
「最短距離で核心に迫る……」


●師範:
「君の思考回路は、遠回りしすぎだ。マネジメントは、シンプルであればシン
プルであるほど効き目がある。今のままじゃダメだ」


○門下生:
「だから私の会議は長くなるんですね」


●師範:
「会議をゼロにしろとは言わないが、核心に迫る指標を2つか3つだけ選ぶ。
その選択眼がないとダメだ」


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……何かを極めた人、プロフェッショナルと呼ばれる人は、物事を必ずシンプ
ルにとらえます。

プロのマネジャーになりたければ、シンプルに管理する習慣を身につけましょ
う。

「絶対達成プライム」1月号は、「大量行動と少量管理」がメインテーマ。

長時間労働が許されぬ現代、どのように「少量管理」するのかを解説します。


■ 絶対達成プライム会員「1月号」専用ページ (〆切26日)
http://zettaiprime.jp/admission/


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【22点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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1月11日(水)、ついに名古屋で「絶対達成LIVE2017」がスタート。

今年の特徴は、過去最多の全国12ヶ所をまわること。そして、それぞれの会
場で別のテーマの話をすることです。

ですから、東京会場にも、横浜会場にも、沖縄会場にも出張をからめて参加さ
れる方もいます。

今夏にも「絶対達成LIVE」はありますが、東京、名古屋、大阪でしか開催
しないので、

とりわけ東名阪以外の方々、ぜひお会いしましょう。


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〔3〕絶対達成プライム1月号のテーマは「大量行動と少量管理」。
   今月の「横山信弘の紹介したい一冊」とは……?

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「絶対達成プライム」1月号は、「大量行動と少量管理」がメインテーマ。

短い時間で目標を絶対達成させるためには、大量行動のみならずシンプルかつ
効果的なマネジメントをする必要があります。

長時間労働が許されぬ現代、どのように「少量管理」するのかを解説します。


■ 絶対達成プライム会員「1月号」専用ページ (〆切26日)
http://zettaiprime.jp/admission/


そして大好評! 毎月「絶対達成プライム」会員にのみお伝えしている「横山
信弘の紹介したい一冊」のコーナー。

今月は……

■『私はどうして販売外交に成功したか』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478540098/mysterycon0c-22/ref=nosim

です。

「営業」であれば、誰もが持っているのではないか。そう思える名著中の名著
です。「大量行動」といえば、こちらの書籍ですよね。

2017年1月2日

【なぜ横山は独立しないのか?】メルマガ草創花伝 vol.874

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『なぜ横山は独立しないのか?』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○メルマガ読者代表:
「あけましておめでとうございます、横山さん」


●横山信弘:
「おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」


○メルマガ読者代表:
「今年で9年目を迎えるメルマガですが、はじめて本文に横山さんに登場して
もらいました。今日はどうぞよろしくお願いいたします」


●横山信弘:
「面倒くさいですが、よろしくお願いします」


○メルマガ読者代表:
「そんなこと言わないでください。いろいろ質問がありますから」


●横山信弘:
「冬休み中だからできる企画です。たぶん15名ぐらいか読まないですよ」


○メルマガ読者代表:
「いやいや、3万6000名の読者がいますから」


●横山信弘:
「本当にそう思ってるの?」


○メルマガ読者代表:
「そのきわどい質問からしていいですか? このメルマガの読者は本当に3万
6000名もいるんですか」


●横山信弘:
「登録者はそうですが、実際はそのうち2500名ぐらいには、何らかの事情
で届いていないようです。配信エラー数が日々変わるので、正確ではありませ
んが」


○メルマガ読者代表:
「なるほど。じゃあ、この読者数は本当なんですね?」


●横山信弘:
「読者数は本当ですが、3万人以上の読者がいても、1万人の読者がいたころ
と、それほど影響力は変わらないです」


○メルマガ読者代表:
「え! それは、どういうことで……。読者が3倍になったら、影響力も3倍
になるのでは?」


●横山信弘:
「宣伝になってしまいますが、その理屈は私のDVD7『大量行動に頼らず予
材を増やす予材マーケティング』で話しています。アプローチ量が増えても、
リターンの絶対量は増えないんです」


○メルマガ読者代表:
「なるほど……。さらっと宣伝しましたね」


●横山信弘:
「一定の量を超えたら、やはり『質』が大事だ、ということです」


○メルマガ読者代表:
「そのDVDは『質』の話を扱っているのですか」


●横山信弘:
「目標を達成させるためのマーケティングを、数値表現を多用して語っていま
す」


○メルマガ読者代表:
「わかりました。話は変わって、たぶんメルマガ読者の多くが知りたいと思っ
ているのが、いつもメルマガ本文の最後に出てくる『お気に入り度』の点数で
しょう。これはどうやって決めているのですか?」


●横山信弘:
「リアルでもよく質問されます。しかし、そのたびに答えるのですが、何回で
もメルマガ編集後記などで解説してますよ」


○メルマガ読者代表:
「そうかもしれませんが、知らない人が多いので、ぜひもう一度ここで……」


●横山信弘:
「あの『お気に入り度』の点数は、メルマガを書いている最中に思いがけない
素晴らしい気づきがあり、気分が高揚してきたら高い点数をつけるようにして
います」


○メルマガ読者代表:
「ということは……」


●横山信弘:
「あれは私にしか理解できない点数なのです。だからこそいい」


○メルマガ読者代表:
「だからこそ、いい?」


●横山信弘:
「自分にメリットがあることだけ知りたいと思っている人は、このメルマガを
読み続けることはないでしょう。すぐに解約するはずです」


○メルマガ読者代表:
「ほう」


●横山信弘:
「このメルマガの特徴は、遊び心です。読んでためになることは3割ぐらい。
あとの7割は『なんかおもしろい』という反応を狙っています。したがって、
ノリが悪い頭でっかちの人は、すぐにこのメルマガから離れていくでしょう
ね」


○メルマガ読者代表:
「そんな態度なのに、3万6000人も読者がいるなんて凄いですね。ところ
で横山さんにとって去年はどんな年でしたか?」


●横山信弘:
「とても濃い一年でした。良くも悪くも、です。2016年は忘れられない1
年となりました。あと、セルフイメージが一気に高まった年でもありますね」


○メルマガ読者代表:
「セルフイメージが?」


●横山信弘:
「自分はせいぜいこれぐらいの人間だろう、と思っていた尺度が、客観的評価
をたくさんいただき、そうでもないな、と思えたんです」


○メルマガ読者代表:
「一番のきっかけは何ですか?」


●横山信弘:
「2016年頭に、アタックスという会社の幹部になりました。有限責任だっ
たのが無限責任になったので、事実上経営者のひとりになったということです
ね」


○メルマガ読者代表:
「へえ……。たぶん、これも多くの人が横山さんに聞きたいコトだと思うんで
すが、どうして独立しないんですか?」


●横山信弘:
「きわどい質問ですね。アタックスグループのトップである西浦もこのメルマ
ガ読んでますから、最高にデリケートな質問ですよ、それは」


○メルマガ読者代表:
「でも、多くの人は知りたがってますよ。横山さんが好きな加藤綾子さんも、
2016年、フリーに転身しました」


●横山信弘:
「私が加藤綾子さんのファンだということは、私の部下でさえ知りません。そ
ういう暴露はやめてもらえませんか」


○メルマガ読者代表:
「え! そうなんですか? あんなに好きなのに」


●横山信弘:
「もういいです、その話は! どうして独立しないんだ? という質問は、年
間30回ぐらいされます。毎月2~3回のペースです。10年前から変わって
いません」


○メルマガ読者代表:
「そうですか! そんなに質問されますか」


●横山信弘:
「答えはいつも一緒。私の人生は『山登り』ではなく『川下り』だからです。
何かをめざしているわけではなく、素敵な偶然によっていただいたご縁を大切
にしたい。そこで全力を尽くす。そのほうが性に合っているからです」


○メルマガ読者代表:
「川下りの人生なんですね」


●横山信弘:
「これまた宣伝になりますが、今日のヤフーニュースの記事に書きました」


○メルマガ読者代表:
「ちょいちょい宣伝を挟んできますね。さすが営業コンサルタント。最後の質
問ですが、今年の抱負を聞かせてください」


●横山信弘:
「今年は『予材管理』の年にしたいと思っています」


○メルマガ読者代表:
「え! 予材管理? 意外ですね……」


●横山信弘:
「どうしてですか」


○メルマガ読者代表:
「だって、予材管理なんて昔からやってるじゃないですか。今さらどうして」


●横山信弘:
「もうこれ以上、私のセルフイメージを上げても仕方ありません。そんなこと
より『予材管理』のステータスを上げたい。もっともっと普及させたいんで
す」


○メルマガ読者代表:
「どうしてそう思ったんですか?」


●横山信弘:
「予材管理は、営業のみならず、経営全般に関わる素晴らしい理論だと私は考
えています。なんといっても、目標の2倍の予材をあらかじめ仕込んで管理す
る、というわかりやすさが人の心をとらえると思っています」


○メルマガ読者代表:
「予材管理のステータスを上げるために、具体的に何をやるんですか?」


●横山信弘:
「これまでもそうですが、多くのお客様の力によってこの理論は育てられまし
た。ですから、まずは成功事例をたくさん増やしたいと考えています」


○メルマガ読者代表:
「具体的には?」


●横山信弘:
「昨年からスタートさせた『予材管理クラウド』の普及が第一です。このクラ
ウドサービスが入れば、予材管理は100%定着しますから」


○メルマガ読者代表:
「他には?」


●横山信弘:
「認知度をアップさせる取り組みも積極的にやります。まずは、先月出版した
『絶対達成バイブル』をしっかり売ること。この本に100ページほど予材管
理のことを解説しています。今まで予材管理を知らなかった人にも認知されて
いきます」


○メルマガ読者代表:
「他には?」


●横山信弘:
「予材管理の専用ホームページを開設します。これを早くやりたい。あと、個
人的には『予材管理』のロゴを作りたいですね。派手なロゴではなく、四文字
の漢字を活かしたロゴです」


○メルマガ読者代表:
「他には?」


●横山信弘:
「私が行うセミナーでは、『絶対達成』というフレーズを使うのを限定して、
『予材管理』を前面に出します」


○メルマガ読者代表:
「え! じゃあ、これまでのような気合の入った、情熱的なセミナーは減って
いくのですか」


●横山信弘:
「減らします。『絶対達成LIVE』だけにしたいです。あとのセミナーでは、
淡々と予材管理を解説するセミナーにします」


○メルマガ読者代表:
「それなら、『絶対達成LIVE』に参加しないと、もう熱い横山さんに会え
なくなりますね」


●横山信弘:
「そうですね。今年の私のテーマが『予材管理』ですから、理論派な一面をウ
リにしていきたいです」


○メルマガ読者代表:
「じゃあ今月からスタートする『絶対達成LIVE』にまだ申込みをしていな
いメルマガ読者は、はやく申し込まないといけませんね。最後まで宣伝を忘れ
ない横山さんの姿勢に、強い営業マインドを感じました。ありがとうございま
した」


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……常々私がロールモデルにしているのは「ランチェスター戦略」です。

ランチェスター戦略は、日本発の経営戦略、営業戦略です。

ある一定のコンサルタントのみならず、多くの人がこの理論のセミナーを行い、
書籍を出し、普及に努めています。

「予材管理」も同様なポテンシャルを秘めた理論だと考えています。

「ランチェスター戦略」や「アメーバ経営」といった、誰もが知るオリジナル
な理論に、予材管理のステータスを上げたい!

横山個人のブランディングはもういいので、2017年から、その取り組みを
しっかりやっていきたいと思います。


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【58点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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やはりデータで物事を見る、ということは大事ですね。

「絶対達成バイブル」の販売データを見ると、それが顕著です。

12月初旬から毎週のように増刷された「絶対達成バイブル」。3刷分が年末
に書店へ行きとどくと、一気に販売部数がアップしたのです。

横山個人も宣伝していますが、私の宣伝など行き届かない地方の書店でも売れ
ているわけですから、確実に「本のチカラ」で売れている、ということです。

これはデータが示しているので、正しい客観的評価ですね。

さらに4刷分が1月のはじめに書店へ届くわけですから、さらに販売部数が増
える可能性があります。

「インストアマーケティング」で重要なことは、"そこに商品があるか"とい
う点です。

この重要なファクターを見逃すと、どんなに商品開発やプロモーションを考え
ても、売れるものも売れません。

反対に、それらのファクターをすべて押さえておくと、異常なほどの商品は売
れていきます。これが一般消費財を扱っているメーカーの面白いところですね。

「BtoB」の営業活動をしている企業では味わえない趣です。

「絶対達成バイブル」が1月になってから、さらに売りを伸ばしていくか、注
目していてください。