2016年1月25日

【成功するための正しい「手順」とは?】メルマガ草創花伝 vol.777

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『成功するための正しい「手順」とは?』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


●マネジャー :
「3月決算の時期が近づいてきている。今年も目標未達成に終わりそうだ」


○部下 :
「営業部全体では、目標に遠く及ばないですね」


●マネジャー :
「新規開発部隊がかなり足を引っ張っている。営業第2課も全然ダメ。今期は
90%を下回るかもしれない」


○部下 :
「90%割れだなんて、あり得ないです」


●マネジャー :
「まったく……。大幅に達成しているのは第1課だけだ。問題はわかってるん
だが」


○部下 :
「リーダーでしょ?」


●マネジャー :
「相変わらず、君ははっきり言うなァ」


○部下 :
「結果が出ないのはリーダーの責任です」


●マネジャー :
「反論できん」


○部下 :
「私が助言しても、耳を傾けてくれない」


●マネジャー :
「君はいくつだ?」


○部下 :
「29歳です」


●マネジャー :
「新規開発部隊の課長が42歳。第2課の課長は47歳。29歳の君のアドバ
イスは聞けないんじゃないか?」


○部下 :
「どうしてですか」


●マネジャー :
「どうしてっって……。君のほうが10歳以上も年下だろう」


○部下 :
「だから? だから、何ですか?」


●マネジャー :
「いや、その……」


○部下 :
「まったく論理的じゃないです」


●マネジャー :
「しかし、君があんまり上から目線で言ったら……」


○部下 :
「誰が上から目線で言いました? 私は昔、空手をやっていました。上下関係
が厳しい道場に通っていたので、その点はわきまえてます」


●マネジャー :
「確かに。課長たちを前にすると、君は丁寧な口調になる」


○部下 :
「言い回しには気を付けているつもりです。人生の先輩ですから」


●マネジャー :
「そうだな。だからこそ圧倒的な結果を出せるんだ。君は若いのにもかかわら
ず、いろいろなお客様に可愛がられる。しかも社長をはじめ、経営陣からの評
価が高い」


○部下 :
「たまたまです」


●マネジャー :
「それにしても君の成績は圧倒的だ。営業第1課が目標達成できたのは、君が
いるからだ。どうしてこんなに成功できたんだ?」


○部下 :
「どうやったら成功するかわかりません。月並みな表現ですけれど、確実に失
敗する方法を選択しないでいるだけです」


●マネジャー :
「確実に失敗する方法か……」


○部下 :
「たとえば、年下からのアドバイスは聞かないとか、です。そんな偽物の自尊
心を大切にしていたら確実に失敗しますよ」


●マネジャー :
「……く。反論できん」


○部下 :
「私は自分のお金で自己投資をしています。個人でセミナーに通ったり、定期
的にコーチングを受けています」


●マネジャー :
「以前、聞いたことがある」


○部下 :
「私をメンタルコーチしてくれる人、26歳ですよ。年下ですが、ものすごく
尊敬しています」


●マネジャー :
「……」


○部下 :
「会社が人財教育をしてくれないので、自分でやるしかないです」


●マネジャー :
「社長だって、安定的に目標を達成できるようになったら、そういう投資もす
るとおっしゃってる」


○部下 :
「それ、100%おかしいです」


●マネジャー :
「え……」


○部下 :
「その考え方だと、確実に失敗します。実はこれから社長と食事に行くんです
が、社長にもハッキリ進言しようと思っています」


●マネジャー :
「100%おかしい……」


○部下 :
「だって、目標達成させるために人財教育するものでしょう? 目標達成した
ら人材教育するって発想、おかしすぎます」


●マネジャー :
「うう……」


○部下 :
「お金に振り回されないために貯金するものです。お金に余裕ができてから貯
金する、だなんて、手順が間違ってます」


●マネジャー :
「な、なるほど」


○部下 :
「いつまで経ってもリーダーの考えが変わらないから業績が上向かないんです。
業績が上向いてからリーダーを変えようとしていたら、永遠にその時期は来な
い」


●マネジャー :
「君はいつも絶妙な言いまわしをするな……。だから反論できん」


○部下 :
「内部環境に問題があるのに、それを放置し、外部環境の変化を待つような会
社では、先が知れてます」


●マネジャー :
「おいおい、今日はものすごくキツイ言い方だな。いつもなら、もう少し表現
が柔らかいのに」


○部下 :
「理由があります」


●マネジャー :
「君は4月から最年少課長になることが決まってる。それが理由か?」


○部下 :
「そうです」


●マネジャー :
「今から、課長気分か。あまり飛ばし過ぎないほうがいいぞ。先輩課長のこと
も考えてやってくれ」


○部下 :
「実は先日、その先輩課長4人に呼び出され、ヤキを入れられました」


●マネジャー :
「な、なんだって? 冗談だろ」


○部下 :
「本当です」


●マネジャー :
「ヤキを入れられたって……」


○部下 :
「酒が入っていたからでしょうが、寄ってたかって、生意気なんだとしつこく
言われました」


●マネジャー :
「あいつら……。それはヒドイ」


○部下 :
「そういうことをしたら、どうなりますか、部長?」


●マネジャー :
「圧倒的な結果を出し、管理職に抜擢された若者に嫉妬心でヤキを入れただな
んて、そんなことしたら……」


○部下 :
「確実に失敗します」


●マネジャー :
「反論できん」


○部下 :
「3月末で辞めます」


●マネジャー :
「な――!」


○部下 :
「一番お世話になった部長に、まずお伝えしたかったのです。社長にはこれか
ら言います」


●マネジャー :
「おいおい! ちょっと、待ってくれ!」


○部下 :
「来期は、第2課だけでなく、営業第1課も危ないですよ。正しい手順を知ら
ない会社には愛想つきました」


----------------------------------------------------------------------

……結果を出すために投資をするのであって、結果が出てから投資をするので
はありません。

コスト(お金)の捉え方を間違えている会社は、確実に失敗しますよね。

少子高齢化が進む現代、人財投資をしない会社が生き残るはずがありません。

----------------------------------------------------------------------

【38点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近、もっと人より仕事をしなければならないのではないか。もっとストイッ
クに、自分の精神や体が悲鳴を上げるほどに無理しないといけないのではない
か、と思うようになっています。

周囲にいる人と比べるのではなく、

これまで何らかの形で歴史に名を刻んだ人か、いま現時点で、歴史に名を刻み
つつある人の仕事ぶりを真似しないといけないのではないか、と。

最近はよく考えます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕新サービス「絶対達成プライム」の2月号はどうなる?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新サービス「絶対達成プライム会員」がスタートしました!

1月号はすでに入会された方にお送りしています。2月号から、大幅にコンテ
ンツが拡大する予定です。ぜひチェックしてくださいね。


【テキスト教材】

■1.山本なつみのコラム「百期百会(ひゃくごひゃくえ)」
 年間1,000回以上の名刺交換を習慣にする山本の、人見知りしないコツ、
 人間関係を良好にするコツを紹介します。

■2.水田裕木の「リアルトップセールス・インタビューズ」
 一般企業のリアルなトップセールス研究をライフワークにしている水田のイ
 ンタビューレポート。トップセールスたちの意外な素顔、テクニックに迫り
 ます!

■3.水田裕木の「リアルトップセールスの一行語録」
 過去100名以上のトップセールスにインタビューした経験から、トップ
 セールスの名言や名語録を毎月20種類近く紹介します。

■4.横山信弘のコラム「草創花伝(そうそうかでん)」
 年間2,000万アクセスを記録するネットコラムから、選りすぐりの記事
 をピックアップしてお届けします。時事問題の解説もあり、お客様との会話
 のネタに使えます。

【音声教材】

■1.横山信弘の「組織営業力アップ講座」
 絶対達成プライムのメイン教材。
 1.今月のテーマ
 「リーダーシップ(2月号)」
 2.予材管理レクチャー(予材管理の素朴な質問にこたえる)
 「行くべき先をどのように見つければいいですか?(2月号)」
 3.コンサルティングの現場から
 「業務効率がまったく進まない会社をどうするのか?(2月号)」

■2.北村信貴子の「話し方講座」
 アタックスグループ人気No.1講師である北村が、表情や姿勢、声の出し
 方、話す内容など、基本的な話し方について解説します。

■3.横山信弘の「プロの人事コンサルに聞いてみた」
 人事・労務のプロ集団、アタックス・ヒューマン・コンサルティングが定期
 開催する「戦略的人事研究会」で話題となる、人事評価、マイナンバー、部
 下育成、採用、パワハラ、モンスター社員……などのネタを横山が解説しま
 す。

どれほどコンテンツが拡充しても、費用は月額【11,800円】。おおよそ
スマホの1回線分の費用です。

1月号は、1月31日までにお申し込みをした方に配信され、2月1日以降に
契約される方は、2月号からの配信となります。

それでは、##__prop_1__##様と、「絶対達成プライム」でお会いできる日を楽
しみにしています。

■ 絶対達成プライム会員サービス
http://attax-sales.jp/prime/

2016年1月18日

【「なんか忙しい人」への教育をどうする?】メルマガ草創花伝 vol.774

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「なんか忙しい人」への教育をどうする?』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


●マネジャー :
「あるセミナーで、とても大切な概念を聞いた」


○部下 :
「え? なんですか、それは。教えてください」


●マネジャー :
「『重要―緊急マトリックス』、というフレームワークだ」


○部下 :
「ああ、聞いたことがあります」


●マネジャー :
「え、そうなのか」


○部下 :
「重要でかつ、緊急性の低いものに、どれだけ意識を向けられるか、という話
でしょう?」


●マネジャー :
「そうそう」


○部下 :
「説教くさい話ですよね」


●マネジャー :
「説教くさい話を、マトリックス図を使って解説されたら、説得力あるよ」


○部下 :
「わかります!」


●マネジャー :
「人財教育もそうだよな。緊急性があるか、というとそうじゃないけれど、重
要なことだから、それを先送りにしたらダメだ」


○部下 :
「健康管理と一緒ですね。病気になってから対策をとっていたらいけない、と
いうことでしょう」


●マネジャー :
「人間の体も、会社組織も同じだな。日ごろから良質な栄養を取り入れること
が重要だ」


○部下 :
「大事だとわかっていても、なかなか意識しないですものね」


●マネジャー :
「君は本を読むのか?」


○部下 :
「本ですか? 読まないです、ね……。1ヶ月に1冊ぐらいです」


●マネジャー :
「1ヶ月に1冊か。少なすぎる。年に12冊しか本を読まないんだったら、読
書しているとは言えない」


○部下 :
「そうですね……。栄養をほとんどとっていないと言ってもいいです」


●マネジャー :
「毎日インスタント食品ばかり食べているようなもんだ」


○部下 :
「若いころは、もっと読書しませんでしたよ。30歳を過ぎ、グループリー
ダーになってからです。1ヶ月に1冊、読むようになったのは」


●マネジャー :
「そういやあ、若い奴は全然読んでなさそうだな」


○部下 :
「読書をすれば、うまくいくというと、そうではありませんが、うまくいって
いる、ほぼすべての人は読書習慣がある。……誰でも言ってることですよね」


●マネジャー :
「そうそう。真理だ」


○部下 :
「本を読んでないと、本の読み方を忘れちゃうんです。やはり習慣にしないと
いけません」


●マネジャー :
「君はセミナーを受講しないのか、人事部から言われているだろう。セミナー
のほうが、本を読むより手っ取り早くノウハウが頭に入るぞ」


○部下 :
「そうなんですけど、日程が全部合いません。」


●マネジャー :
「人事部から複数のセミナーを紹介されていたはずだ」


○部下 :
「いや、本当に全部空いてないんです。試しに週末のスケジュールを検索して
みましたが、それでも合わないんです」


●マネジャー :
「忙しいなあ」


○部下 :
「課長だって、そう簡単にセミナー受けられないでしょう」


●マネジャー :
「そうなんだ。お金の問題じゃなく、たまたま時間が空いてなかったり、開催
場所が遠かったりして、受講したくてもできない」


○部下 :
「そうですよね」


●マネジャー :
「なんで、こんなにスケジュールが埋まってるんだろう。昔はもっと社外のセ
ミナーや研修に参加したものだが」


○部下 :
「今の子どもたちと一緒です。我々も、なんか忙しいんですよ」


●マネジャー :
「ああ、わかるわかる! うちの子どももまだ小学生なんだが、平日でも友だ
ちと遊ぶ時間がない」


○部下 :
「学校から持って帰ってくる宿題の量も多いし、それ以外に公文とかやってま
すから」


●マネジャー :
「ああ、公文か。わが家はこどもちゃれんじだ」


○部下 :
「小学校1年生のころから、地域で野球チームにも入ってるんです。それも意
外と忙しいんですよ」


●マネジャー :
「そうなんだ、うちの子も水泳を習わせているが、なんか忙しい。本格派を目
指しているわけでもないのに」


○部下 :
「当社も人事開発委員会とか、品質管理委員会とか、ありますよね」


●マネジャー :
「あるある。委員会やプロジェクトが」


○部下 :
「ああいうのがあるから、なんか忙しいんですよ」


●マネジャー :
「そうなんだ。我々も、子どもたちも、なんか忙しい。みんな、なんか忙しい
んだ」


○部下 :
「なんか忙しい世の中だから、重要―緊急マトリックスの話をされると、すご
く反省させられます」


●マネジャー :
「重要でかつ、緊急性のないことを、どれぐらいやってるかというと、なんか
忙しいから、全然できていない」


○部下 :
「はい。部下育成なんて、大事だと思いながら、かなり疎かになっています。
もっぱら『OJT』です」


●マネジャー :
「『OJT』なんて、人財教育のひとつに入らないだろ」


○部下 :
「そうですね。『わが社はOJTで部下育成してます』と言ったら、『わが社
は取り立てて部下育成を意識していません』と言っているのと同じですから」


●マネジャー :
「一番の問題は、会社側が管理者にしか教育しようとしないことだよ」


○部下 :
「そ、そうですよ! 私や課長は、マネジメントの仕事もあるし、家庭のこと
もある。もっと若い人を外部セミナーに行かせればいいんです」


●マネジャー :
「そうは言っても、なかなか……」


○部下 :
「私もそうでしたが、若いころは自主的に本も読まないですよ。もっと会社が
力を入れて教育しないと。私がOJTでやろうと思っても、どうせやりません
し」


●マネジャー :
「今日はガンガン本音を言うなァ、君は。でも、若い人も意外と忙しいだろ
う」


○部下 :
「そうなんです。若いからといって、暇な人はいません。みんな、なんか忙し
いんです」


●マネジャー :
「なんか忙しい人が増えた現代に、どう人材教育をしていくか、だなァ」


----------------------------------------------------------------------

……企業における人材教育の方法はドンドン多様化しています。

昔ながらの「時間と空間」を拘束して教育するやり方は、効果があります。

しかしその効果も一時的であるし、継続的に「時間と空間」とを拘束し続けら
れるかというと、昨今、とても難しい時代となってきました。

私が7年間続けた「絶対達成セミナー」を昨夏に終了したのは、次の未来を見
据えるためです。

いよいよ私たちの新しいサービス「絶対達成プライム」の案内をするときが来
ました。

今週水曜日(1月20日)に「絶対達成プライム」のサービスをご案内します。

社員が10人であろうが100人であろうが、月額たった【1万1800円】
で、すべての社員が均等に教育を受けられる会員サービスをスタートします。

ほぼ、スマホ1回線分の料金です。一法人であっても。

1月20日(水)の号外メルマガをお待ちください。

----------------------------------------------------------------------

【21点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月からスタートする「絶対達成プライム」というサービスは、人財教育事業
における破壊的イノベーションだと私は信じています。

私たちのコンテンツパワーと、プラットフォームも同時に手に入れるわけです
から、極端にまで価格を落とすことできます。

コンテンツがなく、プラットフォームのみを有する、メディア、研修事業会社、
金融関係……は脅威のはずです。

しかも70年の歴史を誇る当社グループのコンテンツまで、価格をアップする
ことなく上乗せして提供することになれば、カバーする人財教育のエリアは広
がります。

また、プライム会員になると、ほぼすべての当社サービスが1割引きとなりま
す。

100万円の研修も、2000万円のコンサルティングも1割引きです。

こうなると、研修やコンサルに興味がある企業が、プライム会員にならない理
由はなくなりますので、

本当に当社コンサルティングや研修サービスに興味があるかどうかの識別がで
きるようになります。

コンテンツとプラットフォームさえあればできるビジネス、ということではな
く、これまでの積み重ねで、私たちが膨大な「関係資産」を築いてきたからこ
そ、できるビジネスですよね。

モビリティの力を借りながら、どんどん良質なコンテンツを「絶対達成プライ
ム」のサービスに上乗せしていきたいと考えています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕「絶対達成LIVE2016」は、広島のみ残席5名!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「絶対達成LIVE2016」は広島(2月2日)以外、すべて満席となりま
した。

まだ1ヶ月近くあります。残席5名ほどです。広島周辺の方は、ぜひこの機会
にお申込みください。

また広島支店のある企業の方は、本セミナーを広島周辺の方々にご紹介いただ
けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

■ 新春セミナー「絶対達成LIVE2016」

【広島】2016/02/02(火)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/629/

2016年1月12日

【「現状維持バイアス」を流行語に】メルマガ草創花伝 vol.773

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「現状維持バイアス」を流行語に』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


●マネジャー :
「3月末までに、昨年9月に入社した新人を育ててほしい。少なからず、ひと
りで代理店10社との関係構築できるようにしておいてくれ」


○部下 :
「はい、やってみます。ただ、期末まで仕事が立て込んでいるので、なかなか
難しいとは思いますが……」


●マネジャー :
「それを現状維持バイアスって言うんだ。予防線を張るような言い方はやめた
まえ」


○部下 :
「しかし、ですね……」


●マネジャー :
「やる前から、できなかったときの言い訳を先に告げることを『セルフハンデ
ィキャップ』と呼ぶ」


○部下 :
「……ううう」


●マネジャー :
「過去、やったことがないことを言われると不安になるかもしれないが、現状
維持バイアスをはずしたまえ」


○部下 :
「わ、わかりました」


●マネジャー :
「代理店への施策はしっかりやっているのか。昨年からの課題だった」


○部下 :
「そうは言っても、なかなか代理店の人たちは動いてくれません。どうしたら
いいのか悩んでいるところで」


●マネジャー :
「何を言っているんだ。代理店をまわり、当社の施策について説明して回る、
ということを昨年の11月末に決めたじゃないか」


○部下 :
「そうです。しかし」


●マネジャー :
「しかし、何だ?」


○部下 :
「部長はそう仰いますが、私たちの言う通りには動いてくれないものです」


●マネジャー :
「話が噛み合ってないな。そもそも代理店をどれぐらいまわったんだ?」


○部下 :
「ええっと……。そうは仰いますが、なかなか代理店は私たちの要望を聞いて
くれません」


●マネジャー :
「繰り返すが、話が噛み合っていない。代理店をどれぐらいまわったんだ?
数字で答えなさい」


○部下 :
「じ、実はですね。まだそれほどまわっていないんです。わかっていますが、
課長が言いたいことは……しかし、ですね……その」


●マネジャー :
「もう一度言う。話が噛み合っていない。代理店をどれぐらいまわったんだ?
数字で答えろ」


○部下 :
「12月から……4社ほど、です」


●マネジャー :
「君の課が抱えている代理店の数は?」


○部下 :
「64社です……。しかし、まわらなくても、ですね。もう、長年の経験でわ
かると言いますか……」


●マネジャー :
「それを現状維持バイアスと言うんだ」


○部下 :
「……!」


●マネジャー :
「現状維持バイアスをはずしなさい」


○部下 :
「部長、言わせていただきますが、現状維持バイアス、現状維持バイアスって、
そればっかりじゃないですか」


●マネジャー :
「おいおい、まさかの逆ギレか?」


○部下 :
「逆ギレじゃありませんよ!」


●マネジャー :
「バイアスがはずれないから、冷静になれないんだ。いつも言っているだろう。
『クールヘッド&ウォームハート』だって。冷静な頭脳と熱い心」


○部下 :
「……くう」


●マネジャー :
「現状維持バイアスをはずすためには、冷静にならなければ無理だ。自分を客
観的に見つめる癖をつけないと」


○部下 :
「そうは言われても無理ですよ」


●マネジャー :
「『そうは言われても』というフレーズばかりを使ってるな、君は。現状維持
バイアスにかかっているときに出てくる言葉だ」


○部下 :
「それじゃあ、何も喋られないじゃないですか」


●マネジャー :
「もちろん、そうだ。後ろ向きな発言は何も喋る必要なんかない」


○部下 :
「……そ、そんな」


●マネジャー :
「だいたい。私が君にリクエストしていることを君がやって、どれぐらいの苦
痛を感じるのだ? そしてもしも私の期待通りの結果が出なかったとしても、
どれだけのペナルティがあるというのだ?」


○部下 :
「そ、それは……」


●マネジャー :
「代理店64社をすべてまわりたまえ。部下と一緒に何度もまわりたまえ。そ
れをやるのに、どれぐらいのストレスが溜まるんだ? 冷静に考えればわかる
だろう?」


○部下 :
「確かに、言われてみるとそうですね……」


●マネジャー :
「以前、私のところにモトリークルーのヴィンス・ニールだと偽り、電話をか
けてきた奴がいた。あのときは非常に怖かった」


○部下 :
「もとり……? 何の話をしてるんですか?」


●マネジャー :
「……とにかく、代理店を部下と一緒にまわることがそれほど大きなストレス
にはならないだろう、ということを言いたかったんだ」


○部下 :
「わかりました。しかし、なかなか最近の若い子は私のようなベテランの言う
ことを聞いてくれません」


●マネジャー :
「その言い方そのものが現状維持バイアスだ。君の部下の……誰だっけ、ト
ミー・リー……じゃなくて」


○部下 :
「冨田、ですか?」


●マネジャー :
「そうそう、そのトミー冨田だって、もっと代理店をまわったほうがいいと言
っとった。とにかく、君は一度頭をリセットしたまえ」


○部下 :
「かしこまりました。トミー、じゃなくて冨田と話をしてみます」


●マネジャー :
「これからは現状維持バイアスを社内流行語にするから、覚悟しておけよ」


----------------------------------------------------------------------

……2016年となり、日経ビジネスオンラインのコラム「絶対達成2分間バ
トル」も3年目に突入します。

本日のコラムから、半沢直樹でも出てきた「やられたらやり返す、倍返し
だ!」といった【決めゼリフ】が登場します。

試行錯誤の末、定番化したく。しばらく続けますので、ご意見ご感想をお願い
します。

■「絶対達成2分間バトル」どうして「自叙伝的反応」は嫌われるのか?
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/258310/010700028/

※ 日経ビジネスオンライン「絶対達成2分間バトル」は、毎週火曜日連載。

----------------------------------------------------------------------

【31点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1月11日(月)の祝日、とても疲れていたので、「ストレス発散」のため、
好きなバンドの動画をユーチューブで観ていました。

私が好きなバンドは「ヴァン・ヘイレン」です。

ロサンゼルス、ハリウッドで昨年収録された「ジミー・キンメル・ライブ!」
の動画があったので、30分ほど観ていました。

カッコいいですね。ファンとしては、いまだ彼らのパフォーマンスが健在であ
ることに酔いしれます。たまらないです。

私もいつか、年齢を重ね、これだけ元気でカッコいいライブパフォーマンスが
できる"おっさん"になりたい、と思いました。

私が視聴したのは、こちらの動画。無料で、彼らのライブパフォーマンスが観
られるなんて、昔では考えられず、ファンとしては本当に幸せです。

https://www.youtube.com/watch?v=NrqcKmOQTnM

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕「絶対達成LIVE2016」は、広島のみ残席わずか!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「絶対達成LIVE2016」は広島(2月2日)以外、すべて満席となりま
した。

まだ1ヶ月近くあります。残席7名ほどです。広島周辺の方は、ぜひこの機会
にお申込みください。

また広島支店のある企業の方は、本セミナーを広島周辺の方々にご紹介いただ
けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

■ 新春セミナー「絶対達成LIVE2016」

【広島】2016/02/02(火)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/629/

2016年1月8日

【「キラキラワード」と幸福度】メルマガ草創花伝 vol.772

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「キラキラワード」と幸福度』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


●マネジャー :
「年初にお子さんが生まれたそうだな。おめでとう! 名前は付けたのか?」


○部下 :
「はい。男の子でしたので『たけし』と」


●マネジャー :
「ほう、たけし君か。どういう字を書くんだ」


○部下 :
「健康の『健』と書いて、『たけし』です」


●マネジャー :
「なるほど、わかりやすいな。確か、娘さんの名前が……」


○部下 :
「『さちこ』です」


●マネジャー :
「どんな字を書くんだ」


○部下 :
「幸せな子、と書いて『幸子』です」


●マネジャー :
「なるほど――。わかりやすい。これ以上わかりやすい名前はない、というぐ
らいにわかりやすい」


○部下 :
「ちょっと古風でしょうか」


●マネジャー :
「いやいや。いいんじゃないか。ところで2015年のキラキラネームランキ
ングで1位は、『皇帝』と書いて『しいざあ』ちゃん、だそうだ」


○部下 :
「かなり攻めた名前ですね」


●マネジャー :
「確か君の名前も……」


○部下 :
「はい。私の名前は『本気』と書いて、『まじ』と読みます」


●マネジャー :
「どっかの漫画で、そんな主人公がいた気がするが……」


○部下 :
「はい。しかし、確かあの主人公は本名ではなかったと思います。私の場合は、
本名で『まじ』ですから」


●マネジャー :
「言いにくいが、お父さんである君の名前が『キラキラネーム』だな」


○部下 :
「そうですね。でも、キラキラネームも悪くはありませんよ」


●マネジャー :
「そうか。ところで、君の今期の目標とアクションプランだが……」


○部下 :
「はい。支店の売上目標の120%達成と、利益率15%以上の新商品開発で
す」


●マネジャー :
「わかりやすい」


○部下 :
「そのためのアクションプランは、月間10件の見積り提示。月間5種類の商
品アイデアの提出を行います」


●マネジャー :
「わかりやすい」


○部下 :
「営業部長と月に2回、商品開発部の課長と月に1回、必ず面談していただき、
アドバイスをもらいます」


●マネジャー :
「これ以上ないぐらいに、わかりやすい」


○部下 :
「ありがとうございます。名前の通り、今年も本気で目標達成いたします」


●マネジャー :
「それに比べて、銀行からやってきた専務の年初の挨拶は、綺麗事のオンパ
レードだった」


○部下 :
「そうですか……」


●マネジャー :
「環境に優しく、お客様に優しく、従業員に優しく、そういった経営を目指そ
う。今の時代、あんまり無理して頑張ってもしょうがない。真心をもって仕事
をすれば、自然とうまくいくものだ。ツラいこと、苦しいことはやめよう。今
年の私の目標は『真心経営』だ――とか言っていた」


○部下 :
「真心経営ですか」


●マネジャー :
「わかりにくいっ!」


○部下 :
「私のような主任ならともかく、専務が言うならいいんじゃないでしょうか」


●マネジャー :
「ああいうのを『キラキラワード』というんだ。『真心経営』はともかく、無
理するな、頑張るな、っていうのは綺麗事だ。キラキラしてる」


○部下 :
「それは、確かに」


●マネジャー :
「ああいうキラキラした訓示が、今の時代、ウケるんだろうけど」


○部下 :
「商品開発は、その時代に合わせて変化させなければいけないでしょうが、経
営スタイルは、時代に合わせて変化させなくてもいいと思います」


●マネジャー :
「おお! いいこと言うねェ」


○部下 :
「原理原則って言葉が好きですから」


●マネジャー :
「君はまだ20代のくせに、素朴だな」


○部下 :
「父が昔、暴走族だったみたいなんです。私が4歳のときに事故で死にました
が、とにかくマジメなことが嫌いだったようで」


●マネジャー :
「だから君の名前は……」


○部下 :
「母は私を苦労して育ててくれました。でも、一度も不幸だと思ったことはあ
りません。こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、父が生きていた
ら、たぶん不幸になっていただろうと思います」


●マネジャー :
「……」


○部下 :
「ラクをしたら、幸せを掴むことはできない。だから私は少しでも無理をした
いし、今よりもっと頑張って、高い目標を達成させたいです」


●マネジャー :
「おお……」


○部下 :
「そのほうが幸せになれる気がするからです」


●マネジャー :
「わかりやすいっ!」


----------------------------------------------------------------------

……小さな労力で大きな成果を手に入れたい、楽してお金儲けしたいという
「射幸心」を煽るコピーを、私は「キラキラワード」と名付けています。

とはいえ、無理をすればいい、頑張ればいい、ということではありません。
「原理原則」を押さえないと、妙な解釈をされることがある、ということ。

すべてにおいて無理をしないし、すべてにおいて頑張らないし、すべてにおい
て努力もしない――という解釈です。

少なからず、それだと楽しくはないですね。幸福感も得られません。

今年の「絶対達成LIVE2016」のテーマでもあります。

----------------------------------------------------------------------

【58点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「絶対達成LIVE2016」がついに仙台でスタートしました!

いま、仙台空港から中部国際空港へと向かう「プロペラ機」の中でこのメルマ
ガを書いています。

私の父が宮城県の亘理の出身ですから、宮城県には特別な思い入れがあります。

すごく気持ちが入っていたせいで、仙台での初めての「絶対達成LIVE」は
すごく盛り上がったと思います。

これから2月にかけて、東京、大阪、名古屋、広島、札幌、福岡と6都市をま
わります。

広島会場以外、すべてが増席してもソールドアウト。申込みベースで800名
を超えました。

1月10日(日)の、「目標の設定指導(ゴール・メイク・コンサルティン
グ)」の3時間セミナー(東京)も定員150名のところ200名の申込みが
あり、早々と締め切られました。

年初から絶好調です。

絶好調の人たちが近くに集まってくるので、私も絶好調になります。不調の人
は私に近寄りたくないでしょうから、私も不調になることはありません。

人は人に影響を与えるのです。

2016年を絶好調にしたい方は、私の近くに来てください!

いよいよ2月から「絶対達成プライム会員」がスタートします。当社からの案
内をお待ちください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕「絶対達成LIVE2016」は、広島のみ残席わずか!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「絶対達成LIVE2016」は広島(2月2日)以外、すべて満席となりま
した。

まだ1ヶ月近くあります。残席10名ほどです。広島周辺の方は、ぜひこの機
会にお申込みください。

また広島支店のある企業の方は、本セミナーを広島周辺の方々にご紹介いただ
けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

■ 新春セミナー「絶対達成LIVE2016」

【広島】2016/02/02(火)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/629/

2016年1月4日

【今年のキーワードは「十年達成」】メルマガ草創花伝 vol.771

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『今年のキーワードは「十年達成」』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


○部下 :
「今年はやりますよ、部長! とにかく気合が入ってます。絶対にやり切って
やる。絶対達成だっ! やるぞォォ! うォォ! という感じです」


●マネジャー :
「わかったわかった」


○部下 :
「わかったわかったって……。そんな冷めた言い方はよしてください!」


●マネジャー :
「落ち着け」


○部下 :
「新年早々、そんなにクールでいいんですかっ! 部長がそんな冷めた態度で
は、誰もついてきませんよ! やりましょう! やるんです! とにかく絶対
達成! すべての行動をやりつくし、すべての結果をわがものにするっ!」


●マネジャー :
「ちょっと待てって……」


○部下 :
「やるぞ、やるぞォォォォォォォォ!」


●マネジャー :
「すべての結果をわがものにするって……」


○部下 :
「今年一年、絶対に、気持ちを、切らさないィィィィ!」


●マネジャー :
「ああ、もう、うるさいっ」


○部下 :
「お祭り男の私が、チームを盛り上げます! いえ、会社全体をも盛り上げま
すよっ!」


●マネジャー :
「新年早々、うるさいって! 気合を入れすぎだ!」


○部下 :
「いくぞっ! やるぞっ! 出すぞっ! 結果っ! 達成するぞっ! 絶対に
っ! やるぞっ! 出すぞっ! いくぞっ! やるぞっ!」


●マネジャー :
「うるさいって!」


○部下 :
「……も、申し訳ありません」


●マネジャー :
「君が去年、目標を達成できたのは、本当に評価している。しかし、調子に乗
らず、気を引き締めてもらいたい」


○部下 :
「わかりました。部長、ただですね……」


●マネジャー :
「なんだ?」


○部下 :
「私は目標を達成するコツを掴みました」


●マネジャー :
「……」


○部下 :
「部長、私はコツを掴んだんです」


●マネジャー :
「……もういい。もういい」


○部下 :
「いや、ホントなんです。こうすれば目標が達成するという領域に、私はすで
に到達したんです」


●マネジャー :
「もういいって」


○部下 :
「私には見えました! ああ、見えたんです! あの目標達成のブルースカイ
がっ! ああ、私の愛しのブルースカイ!」


●マネジャー :
「もうやめろ! 最近このメルマガ登録した人が全員、解約していってしまう
わっ! 新年早々、縁起が悪い!」


○部下 :
「私の愛しのブルースカイをバカにするんですか?」


●マネジャー :
「君は酒でも飲んでるのか? ふざけ過ぎだ!」


○部下 :
「も、申し訳ありません……」


●マネジャー :
「昨年の目標は確かに達成した。しかし、後半の3ヶ月は完全に失速したじゃ
ないか。それを忘れたのか」


○部下 :
「部長、あれは少し気を抜いたからです。すぐに挽回できます。何しろ私はコ
ツを掴んでブルースカイに到達し……」


●マネジャー :
「私は"コツ"だの"秘訣"だのを信用しない。そして"挽回"という言葉を
使うような人間の言葉も信用しない」


○部下 :
「え……」


●マネジャー :
「いかに、行動を習慣化させ、淡々とやるべきことをやれるか、だ」


○部下 :
「そんな、退屈な……」


●マネジャー :
「種をまいて、水をまき続け、実がなりそうな花を見つけたら刈り取る準備を
しろ」


○部下 :
「種まき、水まき……」


●マネジャー :
「君は後半の3ヶ月、『水まき』を怠って、『刈り取り』ばかりに専念するよ
うになった。『刈り取り』だけで結果を出せた時期があったからだ」


○部下 :
「そ、そういえば……」


●マネジャー :
「現在も将来も、一定量の花を咲かせるために、地道な種まきと水まきが必要
だ。それは退屈な行動かもしれないが、それを習慣化させることが、目標達成
の一番の近道だ」


○部下 :
「は、はい」


●マネジャー :
「自己投資を繰り返したまえ。お客様との地道な接触、コミュニケーションを
継続しろ。種まき、水まきに気合いだの根性だの要らない。淡々とやりたまえ。
目先のことばかり目を向けず、将来、大輪の花を咲かせるための行動をするん
だ」


○部下 :
「わかりました。部長」


●マネジャー :
「今年は『十年達成』がキーワードだ。まだ君は『一年達成』の状態。まだま
だだよ」


----------------------------------------------------------------------

……将来の大きな報酬よりも、目先の小さな報酬にばかり意識を向ける。

だから現状を変えずに、今の状態を維持したいという心理欲求にかられる。そ
れが「現状維持バイアス」です。

目先のことのみならず、将来にも目を向けた行動を指標化し、管理し、「十年
達成」できる習慣を身に着けましょう。

ところで、明日の日経ビジネスオンラインのコラム【絶対達成2分間バトル】
のテーマも「十年達成」です。

連載スタートしてから、もうすぐ3年目。「絶対達成2分間バトル」も、どう
ぞよろしくお願いいたします。

■ 横山信弘の「絶対達成2分間バトル」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140116/258310/

----------------------------------------------------------------------

【9点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨年の12月30日から、今年の1月1日まで、我が家は東京ディズニーリ
ゾートで過ごしました。

ほぼ初体験の私は、かなり疲れました……。

想像はしていましたが、本当に、ものすごい人混みですね。3日間、ずっとア
ドレナリンが出まくっていました。

それにしても、

著書「空気でお客様を動かす」に書いたように、あのような場所にいると、皆
さん

"財布のひも"が緩みますね……。

これでもか、というぐらいに、お金を落とすシステムが点在していて、ある意
味、マーケティングの勉強になりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕発表! Yahoo!ニュースコラム「草創花伝」12月月間ランキング10

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12月の月間PV総数は約60万PV。よく読まれた記事は以下の通りです。

■1位:VAIOが東芝・富士通と事業統合するメリットはまったくない
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151205-00052147

■2位:JXも東燃ゼネも東芝もシャープも、統合することで本当に事業再構
築できるのか?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151206-00052173

■3位:「知識」で圧倒する話し方
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151226-00052823

■4位:軽減税率のグレーゾーン コンビニの「イートインコーナー」が外食
産業を窮地に追いやる?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151211-00052326

■5位:「ホワイト企業」の定義に対する、とてつもない違和感を公表したい
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151207-00052191

■6位:「言われたことしかやらない人」のための――「それでそれで分析」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151105-00051143

■7位:東芝不正会計事件により、オリンパスは「とばっちり」を受け続ける
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151208-00052225

■8位:「本気度」を診断する3つのチェック項目
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151223-00052719

■9位:
「第三者委員会」がダメなら、外国人で構成する「第四者委員会」の設置も必
要な時代に?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151202-00052039

■10位:男子バスケ「Bリーグ」は、プロスポーツビジネスに新しい風を吹
かせることができるか?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151204-00052099

私としては『短期間で結果を出す「高速テストマーケティング」』という記事
に力を込めたのですが、ランキングでは18位でした。

2016年1月1日

【絶対にブレない「軸」のつくり方】メルマガ草創花伝 vol.770

明けましておめでとうございます。「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて本日のメインテーマは、『絶対にブレない「軸」のつくり方』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


○友人A :
「明けましておめでとう」


●友人B :
「おめでとう。今年もよろしく」


○友人A :
「こちらこそ」


●友人B :
「昨日は何時に寝た? 遅くまで起きてたのか?」


○友人A :
「いや、いつも通り10時過ぎには寝た」


●友人B :
「紅白歌合戦とか観ないのか?」


○友人A :
「観ない。いつも同じ時間に寝る。早朝ランニングするために、夜更かしは
しない」


●友人B :
「それで奥さんは怒らないのか」


○友人A :
「俺は例外を作らない主義だから、妻はアレコレ言わない」


●友人B :
「諦められてるんだろ」


○友人A :
「例外を作ってばかりいるヤツは、人を迷わせ、苛立たせるんだよ」


●友人B :
「相変わらずだな」


○友人A :
「早朝起きて5キロ走りながら、今年の目標を立てた」


●友人B :
「今年の目標? なんだ?」


○友人A :
「新規事業で、会社から言われている計画の1.3倍の結果を出す」


●友人B :
「ほォ……」


○友人A :
「そのために、3月から半年間、週末土曜日だけセミナーへ通うことにした。
12月に立てた行動計画も全部見直し、すべて2倍近い行動量をこなす」


●友人B :
「1.3倍の結果を出すには、かなり努力が必要なのか」


○友人A :
「新規事業だからな。ハンパな気持ちでは、計画通りにもならない」


●友人B :
「……」


○友人A :
「もちろん、部下たちにもやってもらう」


●友人B :
「去年、それで2人辞めたんだろう? 会社から苦言を呈されたと聞いたぞ。
やり過ぎなんじゃないか?」


○友人A :
「やり過ぎ?」


●友人B :
「お前は厳しすぎるんだよ。高みを目指すのはいいけれど、それについてこ
られないヤツもいるってこと。知っておいたほうがいい」


○友人A :
「たぶん、状況を正しく知らないから話が噛み合わないんだ。辞めた2人は
そんなんじゃない」


●友人B :
「そうなのか?」


○友人A :
「辞めたのは37歳の女性、そして42歳の男性。いずれも俺より5つ以上
年上の先輩だ。俺がチームリーダーになったから面白くなかったのさ」


●友人B :
「本当に?」


○友人A :
「数字で見ればわかる。部下10人の中で、行動目標の5分の1も達成して
いないのが、この2人だ。にもかかわらず、やたらと残業が多い。無駄なこ
とばかりやっていたのは明白だ」


●友人B :
「……」


○友人A :
「20代の若手が5人いるが、5人全員がこの2人の行動のあり方に疑問を
持っていた。どうにもならない不燃人だったのさ」


●友人B :
「しかし、お前が退職に追いやったんだろう?」


○友人A :
「退職に追いやっただなんて、誰が言った? キチンとやることをやらない
と若手にも示しがつかないと何度も忠告しただけだ」


●友人B :
「忠告……」


○友人A :
「やることやらないなら会社を辞めろ、だなんて言ったことはない」


●友人B :
「そうか」


○友人A :
「2人ともベテランだった。しかし2人が辞めても、まったく売上が落ちて
いない。営業部全員の総労働時間が増えてもいないのに、だ」


●友人B :
「そういう言い方はよせよ」


○友人A :
「事実だ」


●友人B :
「クール、というより、冷徹だな」


○友人A :
「若手は生き生き働いてるよ」


●友人B :
「お前のその頑固さに驚くよ」


○友人A :
「頑固なのはどっちだ? 外部環境が変化しているのだから、その変化に対
応していこうとしている俺なのか? それとも今までのやり方を変えようと
しない奴らなのか?」


●友人B :
「そ、そう言われると……」


○友人A :
「俺は例外を作らない。今年もそうだ。決めたことはやり抜く。そういう意
味では頑固だけれど、時代の変化には柔軟に対応していく」


----------------------------------------------------------------------

……時代の変化に対して柔軟であるためには、頑固さ、冷徹さも必要ですよね。

今年一番はじめのメルマガのテーマは、「絶対ブレない軸」についてです。


■ 絶対にブレない「軸」を作る4つのイメージ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20150701-00047140/


----------------------------------------------------------------------

【24点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12月も、なんだかんだでウォーク&ラン100キロ達成。これで12ヶ月連
続100キロ達成しました。

どんなにマラソン大会に誘われても出ず、距離を延ばすこともせず、ペースを
速めようともせず、頑なに1年間、淡々と「毎月100キロ達成」だけを目指
してきました。

おかげさまで、それほど風邪をこじらすこともなく、走れなくなるほどの怪我
もせず、2015年を終えることができました。

健康は本当に大切ですね。

そして健康を守るためには「絶対にブレない軸」が必要だとも思います。

私にとって、今年は間違いなく「変化」の年になります。

私はアタックス・セールス・アソシエイツの代表取締役でかつ、70年の歴史
を持つコンサルティングファーム、アタックスグループの執行役員でもありま
した。

それが、今年の1月から、アタックスグループの取締役に昇格し、「パート
ナー」となることが決まっています。(昨年末の株主総会で決議されました)

税理士法人をはじめ、税理士・会計士集団であるアタックスグループ全体の経
営責任も担うようになります。

アタックスに入社して今年で12年。

私にとって、最も大きな変化です。

とはいえ、2016年も「ブレない軸」を持ちながら、柔軟に「わが道」を進
みたいと考えています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕残席わずか! すでに定員150名に迫る!
  ~真のゴールを100%実現させる目標設定セミナー~
  「パーソナル・コンセプト・ディスカバリー2016」のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私が滅多にやらない「日曜日のセミナー」をご案内します。(東京限定)

会社や組織の目標ではなく、自分の人生の目標を「見つける」ことがテーマ。

NLP理論では、「8フレームアウトカム」という有名なワークがあります。

8つの角度から質問することで、自分が掲げる「目標(アウトカム)」が本当
に正しいのか? その目標に何の意味合いがあるのか? を考えることができ
ます。

しかし、この「8フレームアウトカム」をする以前に、そもそも自分の人生の
目標そのものが良くわからない。

一応、目標は持っているけれども、本当にこの目標でいいのか、かなり疑わし
い、という人もいることでしょう。

そういう方のために、脳内にある情報をすべて吐き出して、自分自身を客観的
に見つめる「ゴール・メイク・コンサルティング」という手法を紹介します。

潜在意識にアクセスするためにやることは、5つの切り口から実践してもらう
「大量メモ」。

「大量メモ」をすることで、脳の短期記憶(ワーキングメモリ)、長期記憶を
デトックスすることができます。

会社や組織の目標ではなく、自分の人生の目標(アウトカム)を見つけるワー
クを体験してみませんか?

価格は「10,000円」で、定員は「150名」。すでに150名近く集ま
っていますので、残席はあと僅かです。

■ 新春日曜セミナー「パーソナル・コンセプト・ディスカバリー2016」
【東京 1/10】http://www.forestpub.co.jp/seminar-detail.cfm?LID=21520