2015年12月29日

今年読んだ本で、最もお勧めしたい書籍を紹介します

おはようございます。「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日は、毎年恒例、今年読んだ中で最も「人に紹介したい」と思えた書籍をご
案内します。


それは、黒川伊保子著の、


■「英雄の書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591146324/mysterycon0c-22/ref=nosim


です。


テレビでも紹介され、話題になっていますので、すでに読んだ方も多いことで
しょう。


昨年末に紹介した「脳のワーキングメモリ」の書籍と同様、こちらも脳科学を
土台にした「ビジネス・ヒーロー」になるための書。


いまかぞえてみたら、154ページ中、122ページをマーキングしていまし
た。ほぼ全ページに膝を叩くセンテンスが散りばめられており、久しぶりに、


「これはスゴイ!」


と思えた書籍でした。


私がマーキングしたセンテンスを、いくつか紹介しましょう。


■ 「失敗」は、脳の成長メカニズムの一環で、必要不可欠な頻出イベントな
のだ。いちいち落ち込んでいたら、脳が疲弊してしまう。それはあれだね、お
しっこする度に落ち込んでいるようなものだ。


■ 失敗すれば、失敗に使われた脳の関連回路に電気信号が流れにくくなり、
失敗するより、失敗しにくい脳に変わるのだ。


■ 失敗の「取り返しのつかなさ」が深刻なほど、脳は研ぎ澄まされた直感を
手にし、その脳の持ち主は輝かしいプロになり、しなやかな大人になる。


■(失敗を)他人のせいにしてしまうと、脳は失敗だとわからないから、回路
を更新してくれない。せっかく痛い思いをしても脳が進化しないなんて、もっ
たいないでしょ?


■ ネガティブな大人(50歳以上)には近づいちゃいけない。後に述べるが、
50代に入ると、皆、何かの達人になる。ネガティブ思考で生きてきた脳は
「ネガティブ思考の達人」として固定しちゃうのである。


■ 実は、ヒトの脳に、「失敗」が怖いと刷り込み、「優等生」を目指すよう
に刷り込み、好奇心を削ぐのは、悲しいことに、たいていは母親なのである。


■ たまには失敗して、周囲に「とやかく言う気持ちよさ」をサービスしてあ
げるつもりで、気を抜いたらいい。


■ 30代は「失敗」の適齢期でもある。


■ ここで痛い思いをした脳だけが一流の脳になれる。30代の「失敗」は、
買ってでもしてください。


■ 現実対応脳と未来創生脳のハイブリッドこそが、英雄脳なのである。


■ 他人に「ある、ある」「わかる、わかる」「いいね、いいね」と追従して
暮らしていると、脳の感性が「大衆全体の平均値」に近くなる。


■ SNSは、英雄の脳から、想像力を削ぎ取り、運を引き寄せる力を混乱さ
せる。


■ 脳内イメージをかたちにするアートや料理もまた、直感力を鍛える素晴ら
しいエクササイズ。特に料理は、五感をフル活動して素材と付き合い、脳の入
力と出力の行き来が豊富。昔から、女性脳が呆けにくいのは、料理を担当する
からだともいわれるくらいだ。


■ 「こんなに頑張った自分」が愛しくて、理解してくれない周囲に苛立つの
だとしたら、それはただの自己愛。


★ 天才が不器用だと人一倍の苦労を背負い、見ている方も胸が痛くなるが、
天才が器用だといっそ悲しい。


■ 人に苦言を呈するのが苦手、と言う人がいる。それは、苦言を言いたい自
分の気持ちが強いからじゃないだろうか。


……挙げればキリがないほど出てきます。


クセになる語り口調で、ぐいぐい読ませます。ぜひ、お勧めです。


今年、最も人に紹介したい本は、「英雄の書」でした。


■「英雄の書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591146324/mysterycon0c-22/ref=nosim


どんな時代でも、読書量の少ない人が「できる人」になることは、あり得ない。
異論がある人は、本を読まない人だけでしょう。


来年も、多くの素晴らしい書籍との出会いがあれば嬉しいです。


以上

2015年12月27日

【「失敗」がニュースになる人になれ!】メルマガ草創花伝 vol.767

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「失敗」がニュースになる人になれ!』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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●マネジャー :
「驚いたな。まさか君が遅刻するなんて……」


○部下 :
「本当に申し訳ありません。たるんでおりました」


●マネジャー :
「夕方4時から会議だと言っていたのに5分も遅れてきた。AさんやB君なら
ともかく、いつも時間管理を徹底している君が遅刻するなんて」


○部下 :
「本当に申し訳ありません」


●マネジャー :
「何か理由があるんだろ。客先での打合せが長くなったのか」


○部下 :
「そういうこともあるかもしれませんが、理由になりません。申し訳ありませ
ん」


●マネジャー :
「そうか……。言い訳をしないなんて、潔いな。B君とかだと、いつも言い訳
ばかりだが」


○部下 :
「以後、気をつけます。本当に申し訳ありません」


●マネジャー :
「いいよ。他のヤツならともかく、君が時間に遅れるなんて、3年に1回ある
かどうかなんだから」


○部下 :
「……」


●マネジャー :
「ところで今年1年を振り返ってどうだ?」


○部下 :
「はい。目標は達成しましたが、大型案件を取りこぼしました。本当に痛い失
敗です」


●マネジャー :
「ああ、9月の案件だろう」


○部下 :
「そうです。絶対に受注できる案件でしたのに、本当に申し訳ありません」


●マネジャー :
「うーん……。C君やDさんならともかく、君がああいう案件を取りこぼすな
んて、滅多にないからな。白鵬が平幕に負けるようなものだ」


○部下 :
「申し訳ありません。もう二度とああいう失敗はしないようにします」


●マネジャー :
「あれだけの案件を受注にこぎつける営業部員なんて、ほとんどいないんだか
ら、そんなに心配することはないだろ」


○部下 :
「社長からも『どうしたんだ。何かあったのか?』と声をかけられました」


●マネジャー :
「そうだな。社内の誰もが驚いた。しかし、あれから12月にかけて大型案件
の受注ラッシュだった」


○部下 :
「ああ、それは、もちろん。あんな失敗は二度としたくないですから」


●マネジャー :
「スゴイな……。神業かと思ったよ。さすが、としか言いようがない。白鵬が
平幕に負けてから、3場所連続で全勝優勝したみたいな暴れっぷりだ」


○部下 :
「いつものようにやれば確実に結果は出せます」


●マネジャー :
「すごいな」


○部下 :
「あ、そういえば今年一年を振り返って、もう一つ大きな出来事があります」


●マネジャー :
「なんだ?」


○部下 :
「彼女にふられました」


●マネジャー :
「ええっ!」


○部下 :
「ビジネスとは関係がありませんが、すごくショックです」


●マネジャー :
「えええ……。君がふられた? 当社の"佐藤健"とも言われた君が?」


○部下 :
「佐藤健、ですか。それならいいですが、庶務の人からは、当社の"ジャステ
ィン・ティンバーレイク"と言われてました」


●マネジャー :
「ジャスティン・ティンバーレイク? ちょっと違う気がするが、いずれにし
ても、もの凄いプレイボーイの君が、女性にふられるなんて驚きだ」


○部下 :
「来年は30歳になりますから、一から出直すつもりでやります」


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……以下は、プロサッカー選手、三浦知良氏の名言です。

「成功した時にスポーツ紙の一面になるのは普通の選手。失敗した時にスポー
ツ紙の一面になる選手は限られている。一面で失敗を取り上げられ叩かれるこ
とに誇りを持てばいい」

成功が「あたりまえ化」すれば、失敗することが話題となり、ニュースになり
ます。

ところで「失敗」をテーマにしたこちらの動画は、ビジネスに関わる多くの人
に参考になると思いますので、ぜひ観ていただきたいです。

■「失敗体験」をスムーズに検証する方法
https://youtu.be/BywN7Q_smwU

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【12点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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とにかく安定することがキライで、いつも何かにチャレンジしていたいと願う
私は、「現状維持」したがる人に強烈な違和感を覚えます。

「安定志向」ではなく「不安定志向」なのでしょうか。

来年の干支は「申(さる)」だそうです。しかし、サルだからどうのこうの、と
いうのはあまり気にせず、常に私は「猪突猛進」。

失敗すればするほどストレス耐性がアップし、精神的にタフになれるだろうと
思えます。

明日は、今年読んだ本で、私が最もお勧めしたい書籍を号外メルマガにて紹介
いたします。

2015年12月24日

【選んだ道を正解にしていく】メルマガ草創花伝 vol.767

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『選んだ道を正解にしていく』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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●営業課長 :
「本当、ありがとう。また君といつか会えるのを楽しみにしてる」


○部下 :
「課長、ありがとうございました。このご恩は忘れません」


●営業課長 :
「忘れていいよ。私を忘れるぐらいに働きなさい」


○部下 :
「課長……」


●営業課長 :
「この会社に入社して27年。もう50歳だ。こういう形で会社を辞めるとは
思わなかったけど。しょうがない。これも人生だ」


○部下 :
「10月にやってきた部長のやり方には、私も納得できません」


●営業課長 :
「言わんでいい」


○部下 :
「課長がいなくて、これからやっていけるか、自信がないです」


●営業課長 :
「何言ってるんだ」


○部下 :
「社長も社長です。あんな理不尽な部長の言うことを真に受けて、課長を退職
に追いやるなんて」


●営業課長 :
「そりゃあ、新部長との関係が修復できないほど悪くなったのは事実だけど。
それとこれとでは話が違う」


○部下 :
「デイサービスの事務員をやると聞きました」


●営業課長 :
「そう。知り合いから声がかかったから、そういう話になった。まァ、いずれ、
ひとつ施設を任されることになるんじゃないかな。わからないけど」


○部下 :
「仕事はハードそうですね」


●営業課長 :
「若けりゃいいけど、50歳過ぎてからまったく新しい仕事をするんだ。けっ
こう頑張らないとな」


○部下 :
「……課長、それで、本当に良かったんですか」


●営業課長 :
「ん?」


○部下 :
「今からでも遅くはないです。社長に言って、この会社に残るという選択肢も
あるじゃないですか」


●営業課長 :
「おいおい……」


○部下 :
「正直に言います。今回の課長の判断は、決して正解ではない気がしていま
す」


●営業課長 :
「……」


○部下 :
「私は、ここに来て7年です。正直なところ、いまだ迷ってます。本当に、こ
の仕事を選んでよかったのかを……。昔からプロ野球選手に憧れていたので、
何らかの形で野球に携わりたかったのですが……」


●営業課長 :
「広告代理店の営業になって、人生の選択は間違ってた。そう言いたいのか」


○部下 :
「……」


●営業課長 :
「私も、もともと車が好きだったから、車関係の仕事が来ないかなァって、
ずぅーっと思ってたけど、ほとんど来なかった」


○部下 :
「……」


●営業課長 :
「それでも、課長まで、なれた」


○部下 :
「……課長」


●営業課長 :
「社長に教えられた言葉を、君に教えてあげるよ。『この道を選んで本当に
正解だったのかと悩んでもしょうがない。選んだ道を正解にしていくだけ
だ』」


○部下 :
「選んだ道を、正解にしていく……」


●営業課長 :
「後からは何とでも言えるよ。正解だの、不正解だのって。でも、そんなこと
関係ないだろ」


○部下 :
「……」


●営業課長 :
「営業でもそうだ。このお客様からホントに仕事がとれるかどうかなんて考え
てばっかりいたら日が暮れてしまう。このお客様を攻めると決めたら、仕
事とれるように頑張る」


○部下 :
「そ、そうですね」


●営業課長 :
「意思決定する前に考えすぎるとロクなことがない。大事なのは意思決定して
からどうするか、じゃないかな?」


○部下 :
「ホント……そうですね」


●営業課長 :
「君はこの会社で頑張れ。私はデイサービスの施設で頑張る」


○部下 :
「はい」


●営業課長 :
「私には希望しか見当たらない。もう決めたんだ」


○部下 :
「今年の最後に、課長とお話ができてよかったです」


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……私は工業高校の建築学科を卒業しました。

それなのに、CSK(現SCSK)に入社してシステムエンジニアに。その後、
青年海外協力隊。日立製作所を経て、なぜか35歳から営業コンサルタントに。

中学生のころに見ていた「設計士」となる夢は、今はもうどこにもありません。

でも、自分の選んだ道は正解であったと思っています。

正解にするのは、選ぶ「前」ではなく、選んだ「後」なのですから。

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【44点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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今週の月曜日、この編集後記にて、「今年1年を振り返り、ビジネスにおいて
思い出に残った個人的な出来事」のランキングを5位~2位までご紹介いたし
ました。

タイトルだけ列挙すると……

●第5位:「予材管理クラウド」のサービスがスタート!
●第4位:研修旅行を沖縄と八ヶ岳で年2回開催すると宣言した「小浜島宣
言」
●第3位:Yahoo!ニュース記事「コラム草創花伝」が爆発的なアクセスを記
録!
●第2位:「絶対達成社長の会」がスタート!

……でした。

それでは、第1位を発表します。第1位は――。

●第1位:新春「絶対達成LIVE2015」の成功

です。

今年3月上旬に、東京・名古屋・大阪で開催された「絶対達成LIVE201
5」は、私にとって、とても心に残る大きなイベントでした。

毎年毎年、この「絶対達成LIVE」は超満員で、開催日よりもずい分前に満
員になることが通例でした。

そのせいもあり、今春は東京会場の定員を300名に設定し、いつもよりたく
さん集めるぞ――! と力いっぱい宣言したのですが、

蓋を開けてみると、初動で100名足らずしか集まりません。

例年よりも反応が鈍く、何度「号外メルマガ」を出しても、フェイスブックや
ツイッターで宣伝しても、いっこうに効果がありません。

私は早々と諦め、「300名」の目標なんて掲げるんじゃなかった。できない
目標を設定した自分がバカだったと反省しました。

しかし、目標達成を諦めたのは当社で私だけ。

取締役の桑原賢一が中心となり、メンバー全員に大号令をかけて、これまで蓄
積してきたお客様という資産に「パーソナルアプローチ」を仕掛けるよう指示
を出したのです。

そのせいもあり、毎日のようにLIVEセミナーの参加者が増え続け、東京の
みならず名古屋も大阪も一気に集客目標を達成させて満員となりました。

もちろん、全員で集めた数百名のお客様たちです。参加される方々もそうです
が、チームのメンバー全員も気合いが入っていました。

LIVE当日の熱気は凄まじく、講師の私も、ものすごく"気合い"を入れて
臨みました。

私自身の投げ掛けのみならず、チーム全員で力を合わせて目標を達成させたこ
とが本当に嬉しかった。本当に幸せでした。

「組織一丸」となって一つの目的を成し遂げようとすることが、こんなにも人
を幸福にさせるか。ものすごく気付かされた出来事だったのです。

そして何より、この体験から「マス・アプローチ」と「パーソナル・アプロー
チ」の両方の組合せがどれほど大切かを学び取ることもできました。

これ以降、今年の夏の「絶対達成LIVE2015」も成功し、全国7都市で
開催すると決めた来春の「絶対達成LIVE2016」も、仙台と広島以外は
1ヶ月以上も前にすべて満員御礼という結果に。

どんなに目標を上げても「達成できる」という自信、そして知識とノウハウが
手に入った、私にとって歴史的な出来事となりました。

ちなみに先述した新春LIVEで最も集客したコンサルタントは、アタック
ス・セールス・アソシエイツの"大谷翔平"こと、倉田丈寛。

元野球部。146キロ超の剛速球を投げていたという、当時入社2年目のコン
サルタントです。

当社のエースコンサルタント倉田丈寛の顔と名前を、メルマガ読者のみなさん
にも覚えていただきたいと存じます。

http://attax-sales.jp/about/consultant/

"口"だけではなく、"結果"もしっかりと出すコンサルタントであることは
私が保証します。

2015年12月21日

【「決定力」をアップする方法】メルマガ草創花伝 vol.767

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「決定力」をアップする方法』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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●営業課長 :
「2015年も、あと僅かだな」


○部下 :
「はい。今年はお世話になりました」


●営業課長 :
「いやいや、お世話になったのはこっちのほうだ。君が入社してまだ10ヶ月
だが、本当によくやってくれた」


○部下 :
「とんでもないです」


●営業課長 :
「君はいくつだ。30歳か?」


○部下 :
「いえ、36です」


●営業課長 :
「36? ……そうか、私と1つしか変わらないのか」


○部下 :
「1歳しか違わなくても、私にとっては大ベテランの上司です」


●営業課長 :
「いや……とんでもない。君が来てから、本当にうちの営業部は変わった。あ
りがたいと思ってる」


○部下 :
「私は別に、何も……」


●営業課長 :
「とにかく、『決定力』がアップした。それに尽きると思う」


○部下 :
「課長の組織改革があったからこそ、ですよ」


●営業課長 :
「3年前に組織改革しようと、私が大ナタを振った。30人中、7人が辞めた
が、お客様との総接点量は15倍に増えた。それでも時間外労働は月平均40
時間は減った」


○部下 :
「私が入社した時点で、『戦う集団』になってました」


●営業課長 :
「意識だけでなく、実際にお客様とキチンと向き合い、繰り返し繰り返し顔を
合わせてコミュニケーションすることはさせてきた。しかし、結果が伴わなか
った……」


○部下 :
「私は学生時代サッカー部でした。サッカーにたとえると、どんなに意識が高
くても繰り返し練習しなければ結果は絶対に出ません。しかし、練習しても結
果は出るとも限らない」


●営業課長 :
「そうなんだ。土台はできても、明確な結果が出ない。だから社長にはずい分
と怒られた」


○部下 :
「課長、よく耐えましたね」


●営業課長 :
「信念だな。揺るがない信念が、君のような人財を引き寄せたと言ってもい
い」


○部下 :
「ありがとうございます」


●営業課長 :
「今年のクラブワールドカップ、日本で開催されたが観たか?」


○部下 :
「もちろんです」


●営業課長 :
「大会MVPをとったスアレス選手の決定力は、けた外れだ。簡単に点を取っ
ているように見えるが、あれは簡単ではないんだろう?」


○部下 :
「もちろん簡単ではありません」


●営業課長 :
「私はサッカーが素人だが、観てて鳥肌が立った。営業も同じだ。決めてくる
奴は簡単に決めてくる。しかし、おそらく簡単ではないんだろう」


○部下 :
「そうですね……。おそらく、簡単ではないと思います」


●営業課長 :
「君は当社のスアレス選手みたいなものだ。入社してから商談をバンバン決め
てくる。最初はたまたまかと思ったが、まったく違う」


○部下 :
「……ええ、まァ」


●営業課長 :
「決定力をアップする秘訣は何だ?」


○部下 :
「フロー状態になることです」


●営業課長 :
「フロー……?」


○部下 :
「いわゆる『ゾーン』に入ることですよ。感覚が研ぎ澄まされているような状
態を、意図的に作ることができるか、が問われます」


●営業課長 :
「……ほォ。いわゆる達人の領域に入る、という感じだな」


○部下 :
「そうですね」


●営業課長 :
「私は剣道をやってきたが、名人と呼ばれる剣豪は、まったく無駄のない動作
で相手の攻撃をかわし、一瞬で仕留める。そんな感覚か……」


○部下 :
「そこまでの領域は、まだ私も到達できていませんが、言えることは『時間感
覚』の揺らぎを味わえるか、です」


●営業課長 :
「え? なんだって? 時間感覚の揺らぎ?」


○部下 :
「日頃から時間を支配できているか、だと思います。時間に振り回されている
人は、フロー状態に入ることはムリでしょう」


●営業課長 :
「君は、我が社の営業に、それを教えてくれたのか」


○部下 :
「1時間で何ができるのか? 20分で何ができるのか? 5分で何ができる
のか? 1分で何ができるのか? それらのことを常に自分に問い続け、実践
していくことで、感覚が研ぎ澄まされ、瞬時に爆発的な集中力を発揮できるよ
うになります」


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……サッカーを観ていると、やはり花形は「点を取る人」ですよね。「ゴール
ゲッター」。

企業で言うと「営業」です。

"営業"が一番カッコいい仕事だと、私は心底思います。ゴールを量産する、
決定力のあるトップセールスは、本当に凄い。カッコいい。

再生回数が「3万6,000回」以上となり、「絶対達成チャンネル」の中で
は圧倒的にアクセスされる動画「ゾーンに入る技術」を体得しましょう。

ポイントは脳内神経伝達物質「エンドルフィン」をどう分泌させるか、です。

■「超集中状態"ゾーン"に入る技術」
https://www.youtube.com/watch?v=GN_tK2slOYQ

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【39点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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今年1年を振り返り、ビジネスにおいて思い出に残った個人的な出来事をラン
キング形式でご紹介いたします。あくまでも個人的な出来事です。

それでは第5位から……


●第5位:「予材管理クラウド」のサービスがスタート!

目標の2倍の予材を仕込み、目標を絶対達成させる営業マネジメント手法「予
材管理」のコンサルティングをはじめて、ついに10年。

かねてからお客様の要望が大きかった「クラウドサービス」の事業がついに年
末からはじまりました。反響は想像以上で、来年に向けて大きな手ごたえを感
じています。


●第4位:研修旅行を沖縄と八ヶ岳で年2回開催すると宣言した「小浜島宣
言」

内輪ネタで申し訳ありませんが、今年5月に沖縄の小浜島へ行ったときに私が
部下たちを前にして宣言したことです。

しっかり事業で利益を出して、毎年2回は、沖縄小浜島と八ヶ岳山麓で「良い
空気」に触れる研修旅行をする、と宣言しました。個人的に、とても思い出深
い出来事です。


●第3位:Yahoo!ニュース記事「コラム草創花伝」が爆発的なアクセスを記
録!

ヤフージャパンからの要請もあり、今年8月末から時事的なネタを盛り込むこ
とに方針転換。

そのせいもあり、アクセスが急上昇! 11月には月間『470万PV』を超
えるアクセスがあり、一時期「横山信弘」という語彙が、急上昇検索ワードに
引っかかるほど知名度向上に寄与しました。


●第2位:「絶対達成社長の会」がスタート!

年間通じて最大の出来事と言ってもいい「絶対達成社長の会」が2位。

2015年1月に東京でスタートした小さな朝会が、5月に一般社団法人化。
そして11月には、東京・名古屋・大阪をネット中継で繋ぐモンスター朝会へ
と進化。

12月から福岡エリアでもスタート。来年は埼玉エリアをカバーするための、
東京第2支部(池袋)も立ち上がります。

多くの人の力で、短期間で一気に拡大した、歴史的な事業となりました。

そして第1位は、

今週木曜日のメルマガ編集後記に書く予定です――。

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〔3〕「絶対達成LIVE2016」は仙台、広島、福岡が残席わずか!

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「絶対達成LIVE2016」は札幌、東京、名古屋、大阪、すべて増席して
も満員となり、残すところ仙台、広島、福岡のみとなりました。

(福岡も増席しており、もうすぐ満員となります)


■ 新春セミナー「絶対達成LIVE2016」

【仙台】2016/01/07(木)15:00~17:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/620/
【広島】2016/02/02(火)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/629/
【福岡】2016/02/08(月)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/633/

2015年12月18日

【新規事業立ち上げのための基本的な心掛け】メルマガ草創花伝 vol.766

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『新規事業立ち上げのための基本的な心掛け』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○企画部長 :
「今年1年、本当に期待外れだった。ヒドイものだった」


●営業課長 :
「申し訳ありません……」


○企画部長 :
「私が営業部長をやっていた2年前までとは、全然変わってしまった」


●営業課長 :
「はい……」


○企画部長 :
「それで? 君が1月から部長職に就くのか?」


●営業課長 :
「そうです。アノ人が辞めましたからね」


○企画部長 :
「銀行からやってきたアノ人は、本当に営業を知らない人だった。社内にいて、
管理ばかりやってた」


●営業課長 :
「社長が言うには、銀行では凄い人だったようですが……」


○企画部長 :
「新規事業を立ち上げる大変さを知らないんだよ」


●営業課長 :
「部長は営業部にいたころ、2つの新規事業を立ち上げ、成功させていますよ
ね?」


○企画部長 :
「そうだ。しかし、5つの新規事業立ち上げに失敗してる」


●営業課長 :
「えっ?」


○企画部長 :
「新規事業を1つ成功させるために、1つだけ立ち上げていいはずがない。打
率10割だなんてあり得ないだろう」


●営業課長 :
「そ、そういうものですか」


○企画部長 :
「君は、10社のお客様を訪問したら、10社から仕事が来ると思っているの
か?」


●営業課長 :
「そ、それは違いますが……」


○企画部長 :
「同じだ。どんなに本気に取り組んだとしても、5割以上の確率で新規事業の
立ち上げに成功することなど、あり得ない」


●営業課長 :
「さ、さすが、事業立ち上げのプロですね」


○企画部長 :
「私を企画部に追いやり、アノ人を営業部長に置いた社内人事を呪ってるよ」


●営業課長 :
「アノ人と一緒に、管理部長も12月頭に退職してしまいました」


○企画部長 :
「まったく最悪なパターンだ。社長も相当悔やんでいるらしい」


●営業課長 :
「私が部長になったら、絶対に新規事業を成功させろと言われています」


○企画部長 :
「既存事業の先が見えてるから、当然だ。もう何年も前から言ってることだ。
3年以内に、新しい事業の柱を作らない限り、大幅なリストラもあるぞ」


●営業課長 :
「成功させる秘訣は何ですか?」


○企画部長 :
「これまでの10倍、働け」


●営業課長 :
「え――!」


○企画部長 :
「新規事業を立ち上げるのに、これまでの1割、2割の力を余分にかけるぐら
いではダメだ。最低でも10倍は働けよ」


●営業課長 :
「し、しかし、ただでさえ、最近残業が多くなっているのに、その……10倍、
だなんて」


○企画部長 :
「誰が労働時間を10倍にしろ、と言った? もっと頭を働かせろ」


●営業課長 :
「え」


○企画部長 :
「10倍働くには、これまでの働き方を根本的に変える必要がある。わかりや
すい例を言おうか?」


●営業課長 :
「はい、お願いします」


○企画部長 :
「この会社を辞めて、独立しろ」


●営業課長 :
「……えええ」


○企画部長 :
「裸一貫でやれ。資金調達も、戦略立案も、人材確保も、新規顧客開拓もすべ
て自分でやるぐらいに」


●営業課長 :
「……」


○企画部長 :
「それぐらいの覚悟がないのに、新規事業の立ち上げなんかできるものか」


●営業課長 :
「そ、そうなんですね、やはり」


○企画部長 :
「独立したほうがラクだぞ。その分、覚悟ができるから。社内にいながらにし
て新規事業を立ち上げようとすると、どうしても甘えが出るから、よけいに大
変だ」


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……いろいろな企業にコンサルティングに入りますが、「新規事業」の立ち上
げを軽く考えている人が多すぎます。

そこそこ成功させることと、計画通りに絶対成功させることとは、雲泥の差で
す。

新規事業で「100」の目標に対して「80」ぐらいの結果を出すことは簡単
です。しかし「100」の目標に、「100以上」の結果を出し続けるという
ことは、至難の業なのです。

この「差」がわからない人は、いずれその事業はジリ貧となっていきます。社
内で新規事業を立ち上げるには、経営者と同じかそれ以上のパワーが求められ
ます。

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【31点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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来年、私は「飛躍」したいと思っています。新規事業もいくつか立ち上げます
が、それだけではありません。

飛躍と言うからには、「絶対達成する決断力のつけ方」に書いたように『テイ
クオフ』しないといけないということです。

自分が苦手としている、それなりの経営者が集まる場所へ顔を出すとか、会に
入るとかして顔を売り、新たな人脈を広げないと……と思ったりします。

「飛躍」するためには、まず何か大事なものを捨てないといけません。

その大事なものとは何なのか、それはいくつか候補があり、苦渋の決断をしよ
うと思っています。

来年は、私個人にとって、確実にステージが変わる年になるでしょうから、そ
のための心の準備をしています。

家族に対しては、よりいっそう濃密な時間を増やそうとは思っていますが。

2015年12月14日

【資格取得と仕事の成果との関係】メルマガ草創花伝 vol.765

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『資格取得と仕事の成果との関係』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○友人A :
「お前、会社辞めるって本当なの?」


●友人B :
「そう。年末で辞める」


○友人A :
「来年1月からどうするんだ」


●友人B :
「資格の学校に通うことにした。 8ヶ月ぐらいは資格勉強一筋だ」


○友人A :
「凄いな。よくそんな決断ができたよ。見習いたい」


●友人B :
「もう35歳だから、今しかチャンスがない。後悔したくないんだ」


○友人A :
「ところで、何の資格?」


●友人B :
「不動産鑑定士だ」


○友人A :
「不動産鑑定士?」


●友人B :
「前から不動産に興味があったんだよ。これまでも、不動産業者とはよく仕
事をしていて、その魅力を感じ取っていたから」


○友人A :
「……奥さんも、それでいいと言ってるのか?」


●友人B :
「うーん……。まァ、決めるのは自分だから」


○友人A :
「……」


●友人B :
「35歳だから、今しかない。今しか決断できないと思って」


○友人A :
「ふーん」


●友人B :
「それに、不動産鑑定士って平均年収がいいんだよ。税理士や公認会計士と
肩を並べるほどだ」


○友人A :
「年収?」


●友人B :
「そう。年収1千万超えも夢じゃない。妻にはそう言ってるんだけど、なか
なか納得してもらえないが」


○友人A :
「お前、学生時代も情報処理とか簿記の資格ととってたよな?」


●友人B :
「そうそう。就職のため、将来のために、な」


○友人A :
「しかし広告代理店の営業になって、その資格はほとんど生かされなかっ
た」


●友人B :
「そうなんだ。だけど無駄だったとは思わない」


○友人A :
「もちろん。しかし、今度は実際に仕事に生かせる資格をとろうというわけ
だ」


●友人B :
「そうだ」


○友人A :
「どうしてそう思ったわけ?」


●友人B :
「え?」


○友人A :
「不動産鑑定士に、だよ」


●友人B :
「だから、さっき言ったじゃないか。前から興味があったんだよ、不動産鑑
定士の仕事に」


○友人A :
「不動産鑑定士の仕事に?」


●友人B :
「そうだよ」


○友人A :
「本当に?」


●友人B :
「え?」


○友人A :
「本当に不動産鑑定士の仕事になりたかったのか? 10年以上も務めた会
社を辞めてまで?」


●友人B :
「……」


○友人A :
「それならそれで別にいい。話はこれで終わり。友人である俺に話すことは
もう、ないだろう」


●友人B :
「……」


○友人A :
「俺が不動産営業をやってるから、わざわざそのことを話すんだろう?」


●友人B :
「うう」


○友人A :
「調べてはいると思うけど、そう簡単に不動産鑑定士にはなれないし、なっ
たとしても年収を1千万円にまでするには、並大抵の努力じゃ無理だ」


●友人B :
「いや、年収はいいんだよ。別に年収を上げることが目的じゃない」


○友人A :
「やりがいだろう?」


●友人B :
「そう。不動産鑑定士の仕事なら、やりがいを感じると思ったんだ」


○友人A :
「本当に?」


●友人B :
「え……」


○友人A :
「本当にそう思ってんの?」


●友人B :
「……」


○友人A :
「営業で結果を出してないだけだろ?」


●友人B :
「……」


○友人A :
「営業で結果を出せよ」


●友人B :
「いや、その」


○友人A :
「お前って、すごく頭がいいじゃないか。努力家だし、有名大学を出て、た
くさんの資格をとっている」


●友人B :
「……」


○友人A :
「なのに、どうして営業成績を上げるために勉強しない? そのための努力
をしないんだ?」


●友人B :
「……」


○友人A :
「そんなすごい資格をとるより、よほど簡単だと俺は思う」


●友人B :
「いや、それは……」


○友人A :
「お前って、資格をとること自体にやりがいを感じてるんじゃないの?」


●友人B :
「……」


○友人A :
「不動産鑑定士の資格をとって独立したら、当然、営業力が必要だぞ」


●友人B :
「え」


○友人A :
「あたりまえじゃないか」


●友人B :
「俺は……営業の適性がないんだよ」


○友人A :
「じゃあ不動産鑑定士の適性はあるのか?」


●友人B :
「ええと……」


○友人A :
「適性とか考えるんじゃなく、資格取得と同じように勉強してるか、努力し
てるか、だろう」


●友人B :
「……」


○友人A :
「会社を辞めるのは自由だけど、営業が嫌になったから辞める、と正しく認
識しないと、資格をとり、不動産鑑定士事務所とかで働きはじめてからも、
うまくいかないぞ。意思決定に論理矛盾を起こしてるんだから」


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……営業の適性について、やたら考える人がいますが、適性以前に、自分がや
るべきことを正しく知っているか。そして正しいタイミングで実践しているか。

きちんと実践しているにもかかわらず、うまくいかないのであれば「適性」と
いう言葉を使ってもいいかもしれません。

正しい営業の考え方や行動についてプロの目線でチェックされたい方はぜひ
「営業簡易診断」にお申し込みください。破格の値段で実施しています。

■ 組織営業・簡易診断
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【49点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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来春1~2月の「絶対達成LIVE2016」の特典でついてくる、

「絶対達成日めくりカレンダー」

が、手元に届きました。

想像以上に素晴らしい出来です。これ単体で売れそうだな、大ヒットしている
「修造カレンダー」と同じぐらい価値がありそうだな、と思いました。

「絶対達成LIVE2016」に参加される方、楽しみにしていてください!

2015年12月10日

【すべてを水に流すほどの結果を出す】メルマガ草創花伝 vol.764

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『すべてを水に流すほどの結果を出す』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○マネジャー :
「今年、中途入社したAさんはどうだ? しっかりやってるか」


●部下 :
「物足りないです」


○マネジャー :
「お、ハッキリ言うじゃないの」


●部下 :
「今年の4月に入社して、ノルマを持たせたのが6ヶ月ありますが、そのうち
達成させたのは9月だけです」


○マネジャー :
「厳しいな」


●部下 :
「厳しい? 別に厳しくはないですよ。他の営業と同じように目標は達成して
もらわないと」


○マネジャー :
「入社してすぐ、他の営業と同じ水準のノルマだろ?」


●部下 :
「あたりまえです。それこそ、低いノルマを与えたら、相手に失礼じゃないで
すか。まるで期待してないみたいで」


○マネジャー :
「……言うねェ」


●部下 :
「いいじゃないですか」


○マネジャー :
「それにしてもお前、本当に、変わったな」


●部下 :
「何が?」


○マネジャー :
「言葉もそうだけど、面構えも全然変わった」


●部下 :
「いつの時代と比べてるんですか」


○マネジャー :
「中学校だよ」


●部下 :
「思い出しても傷つきませんよ」


○マネジャー :
「俺が3年のとき、お前は1年だった。今だから言うけど……」


●部下 :
「苛められてた話ですか?」


○マネジャー :
「あ、ああ。まァ……」


●部下 :
「母がいなくて、飲んだくれの父しかいなかったですから、給食費は滞納する
し、弁当が必要なときは塩のおにぎりを自分で握って学校持っていったぐらい
ですから。苛められて当然じゃないんですか」


○マネジャー :
「あのときも、そう思ってたのか」


●部下 :
「苛めるヤツ、全員この世からいなくなってほしいと心底思ってましたよ」


○マネジャー :
「おいおい」


●部下 :
「運動会の当日、全裸で走らされた小学校5年生の気持ちってわかります?」


○マネジャー :
「……」


●部下 :
「地獄でしたよ」


○マネジャー :
「……そのお前が、今じゃあ、当社ではトップセールス。後輩から恐れられて
るカリスマ営業だ」


●部下 :
「恐れられてる、なんてありません」


○マネジャー :
「みんな近寄りがたいって、言ってる」


●部下 :
「遊び仲間じゃないんで。馴れ馴れしい態度のヤツは苦手です」


○マネジャー :
「誰も、お前に馴れ馴れしい態度なんてとらないだろ」


●部下 :
「……どうだか」


○マネジャー :
「今年の2月に辞めた管理部の主任、有名大学を出たわりには転職を繰り返し
てる」


●部下 :
「……」


○マネジャー :
「金持ちの家に生まれて、いい学校に入って、大企業に入社できても、わかん
ないもんだな」


●部下 :
「何が言いたいか、わかりますよ」


○マネジャー :
「人それぞれだ、って俺は言いたいんだ」


●部下 :
「……」


○マネジャー :
「お前を一番慕っている営業がMだ。Mは、中学校のとき、手が付けられない
ぐらいの不良だったらしいぞ」


●部下 :
「初耳です」


○マネジャー :
「お前よりも2歳年上。つまり俺と同じ歳だ。その元不良だったMが、お前を
目標に頑張ってる」


●部下 :
「私は元、苛められっ子ですけれども」


○マネジャー :
「実はな……」


●部下 :
「……」


○マネジャー :
「私の息子が、どうやら……学校で苛められてるみたいなんだ」


●部下 :
「……」


○マネジャー :
「ハッキリとはわからんのだが、親として、どうしようかと、悩むときがあ
る」


●部下 :
「……」


○マネジャー :
「子どものことは、けっこう、悩むな……」


●部下 :
「私にどうしろ、と?」


○マネジャー :
「いや、別にいいんだ。ただ、話したかった、だけなんだ」


●部下 :
「……」


○マネジャー :
「話したかった、だけだ」


●部下 :
「……人生において、大事なことは」


○マネジャー :
「……」


●部下 :
「社会に出たあと、結果が出せるかどうか、です」


○マネジャー :
「……」


●部下 :
「それだけじゃないんですか?」


○マネジャー :
「……う」


●部下 :
「それだけです」


○マネジャー :
「……」


●部下 :
「どんな過去があろうが、社会に出て結果を出せるようになったら、すべてチ
ャラです」


○マネジャー :
「……そ、そうだな」


●部下 :
「この会社が、過去をすべてチャラにしてくれる会社なので、私は、とても感
謝してます」


○マネジャー :
「……その感覚、どうも……共感できないが」


●部下 :
「共感されてたまるか、という感じです」


○マネジャー :
「……」


●部下 :
「息子さんも、そうですよ」


○マネジャー :
「……」


●部下 :
「どんな言葉をかけても、絶対に共感されないと思いますよ」


○マネジャー :
「……それじゃあ」


●部下 :
「私には、どうすればいいかわかりません。私の父も、何ひとつ声をかけてく
れませんでしたから」


○マネジャー :
「……」


●部下 :
「言えることは、社会に出て結果を出せるようになったら、過去はチャラにな
るということです。その過去があったからこそ、今があるんだ、とも思えるよ
うにもなります」


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……社会に出る前に、どんな栄光をつかもうとも、その栄光が、社会に出てか
らも恩恵を与え続けるわけではありません。

結果を出せば「すべてよし」というわけではないでしょうが、

「すべてよし」と周囲を納得させるほどの結果を出せば、やはり「すべてよ
し」なのだと私は思います。

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【88点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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46歳にもなると、ビジネスにおいてのみならず、いろいろなものを背負うこ
とになります。

ただ、最近自分のことをかなり客観的に見られるようになってきたことも事実
です。

最大級のストレス(近親者との死別)を常に頭において、何事も客観的にとら
えているからでしょうか、怖いものはなくなっていきます。

多少のストレスにも、動揺することがなくなってきました。

以下は、今年の1月29日に書いたメルマガ編集後記です。私は今年、「孤
独」というキーワードを頭に入れて約1年間過ごしてきました。


……最近、私にとってマイブームのキーワードが「孤独」です。

ビジネスにおいても、家庭においても、何をするにしても、ある程度責任のあ
る立場に就くと、

誰かに認めてもらいたいとか、評価してもらいたいとか――そんな欲求が強す
ぎると「やってられない」という気持ちになってきます。

過剰なほどの「承認欲求」「繋がりたい欲求」「絆を合言葉にしたがる欲求」
もいいですが、

根っこの部分は「孤独」なんだよな。

「孤独」に耐えられる自分でなくてはいけないんだな、と思うことが最近とて
も多いです。


……この編集後記を今になって読むと、今年キーワードとして常に頭にあった
「孤独」という文字は消えているな、と思っています。

あまり「孤独」という文字を追いかけて、自分を慰めようとは思わなくなりま
した。

文字は消えても、「孤独感」はいっそう深まるばかりですが。

2015年12月3日

【できる人はココが違う!】メルマガ草創花伝 vol.762

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『できる人はココが違う!』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○マネジャー :
「今期の新規開拓については、どうだ?」


●部下 :
「はい。4月当初は目標を達成させるために12社の新規顧客を開拓すべきと
思い、毎月80社にパーソナルアプローチしてきました。新規の予材資産を3
0社に拡大させるためです」


○マネジャー :
「ふむ」


●部下 :
「結果、80社の接触では不十分と6月に気付き、7月からは毎月100社と
し、かつキーパーソンへのパーソナルアプローチも毎月20名としました」


○マネジャー :
「なるほど」


●部下 :
「庶務のNさんが作ってくれたパンフレットを8月から使用してからは反応も
よく、予材資産は30社を超えるほどになっています」


○マネジャー :
「それで?」


●部下 :
「引き合いの件数は、4月の時点で月間4件だったのが、現在は6件にまで上
昇。しかも金額の大きな案件が増えており、順調です。新規顧客の案件だけで
今期は2000万円ほど積みあがる予定です」


○マネジャー :
「総合的な目標については?」


●部下 :
「それは大丈夫です。既存顧客への深耕開拓も毎月40社、怠らずやっており
ますので、これらを合わせて1億4000万の目標を120%ぐらいは上回る
予定です」


○マネジャー :
「さすがだ」


●部下 :
「足元の数字は大丈夫です、課長。それより来年、さ来年の数字を考えながら
動いています」


○マネジャー :
「その通りだ。そのために今から新規開拓を重点的にやらないといけない」


●部下 :
「おっしゃる通りです」


○マネジャー :
「そういえばホームページの件だが……」


●部下 :
「ああ、それは広報部に伝えておきました。ホームページの更新情報をキチン
と営業部、企画部双方に周知徹底させてほしいって」


○マネジャー :
「ああ、ありがとう。……だけど、そんなこと君に頼んだっけ?」


●部下 :
「先日の会議のときに、広報部はキチンと理解していないと思ったのです。で
すから念を押しておきました」


○マネジャー :
「君の言うとおりだ。あいつらは全然、私が言っていることを理解していな
い」


●部下 :
「それとあの件はどうでしょう?」


○マネジャー :
「何だ? あの件とは」


●部下 :
「商品開発部の人事についてです。開発部の部長が営業のYさんを引き抜こう
としていますが……」


○マネジャー :
「ああ、あの件か!」


●部下 :
「Yさんには大口のお客様がついています。開発部の部長は他の営業に任せた
らいい、と言っていましたが、現場の事情を考えると難しいと思います」


○マネジャー :
「その通りだ。Yさんが担当を外れたら、一気に売上ダウンにつながるかもし
れん」


●部下 :
「営業部は営業部の事情がありますので」


○マネジャー :
「開発部の部長は、いったんこうと決めたら考えを変えない人だからなァ」


●部下 :
「私が何とかしましょうか?」


○マネジャー :
「えっ!」


●部下 :
「課長がよければ、私が開発部と兼任するのです」


○マネジャー :
「君が開発部を兼任? 冗談じゃない。そのほうがよっぽど戦力ダウンだ。君
は当社のトップセールスだぞ」


●部下 :
「今年、新規開拓に力を入れてわかったことがあります。お客様の本当のニー
ズです。このニーズを商品開発に生かすことができたら、当社にとっても有益
です」


○マネジャー :
「そうは言っても……」


●部下 :
「大丈夫です。兼任とはいえ、今の行動の量、そして質も落とすことはありま
せん」


○マネジャー :
「なんだって?」


●部下 :
「開発部の仕事はそれほど時間を必要としないでしょう。大丈夫です。全部で
きます」


○マネジャー :
「そんなことしても、給料が1.5倍とか2倍にはならないんだぞ」


●部下 :
「もちろん、そんなことはわかってます。しかしYさんを開発部にとられてし
まうよりはいいでしょう」


○マネジャー :
「うううむ……。わかった」


●部下 :
「それでは、私から開発部の部長に伝えておきます」


○マネジャー :
「それにしても、君は本当によくできるヤツだ。先日、君よりも先輩のM君と
話をしていたが、彼は新規開拓など全然できていないし、行動計画表を出せと
言っても、いっこうに出さない」


●部下 :
「MさんはMさんで、忙しいのでは、ないかと」


○マネジャー :
「広報部なんか、毎日ほとんど会議ばかりで何もしてないぞ。常務から言われ
たマーケティング企画も、ここ2年、ずっと前に進んでいない」


●部下 :
「……」


○マネジャー :
「できる人とできない人の差って、2倍とか3倍とかの差ではないな。それこ
そ10倍とか100倍ほどの差がある」


●部下 :
「私も昔は課長にご迷惑をかけましたよ。よく怒られました」


○マネジャー :
「確かに……そう、かもな。最初から君はこんなできるヤツじゃなかった。や
っぱり人材育成って重要だ。つくづくそう思う」


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……できる人は「10聞いて100理解する人」。普通の人は「10聞いて1
0理解する人」。できない人は「10聞いて1しか理解できない人」。

「10聞いて1しか理解できない人」とは、やはり話が噛み合いませんね。

脳の基礎体力が落ちている人は、感度が鈍いので、意識が高いとか低いとかは
関係がなく「10聞いて1しか理解できない人」となってしまいます。

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【34点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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11月も、ラン&ウォーク「100キロ」の目標を達成することができました。

これで11ヶ月連続で100キロ達成。

年間目標を「1000キロ」としてきましたので、すでに10月の時点で超え
ています。

ただ、ここまで来たら12月も100キロ達成させて年間1200キロとした
いと思っています。

私の目標は、80歳を超えても今のペースでラン&ウォークすることです。

ですからマラソン大会に誘われても、うまいこと話を噛み合わせないように
「あさっての方向」へ話の論点を飛ばし、スルーします。

燃え尽きないよう、怪我をしないよう、コツコツ継続することが目標なので、
最近はマラソンにも出なくてなってきました。

ただ、マラソンなどの大会に出場される方の応援はします! これから来春ま
でがシーズンですね。

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〔3〕発表! Yahoo!ニュースコラム「草創花伝」11月月間ランキング10

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11月の月間PV総数は約472万PV。過去最高のPV数を記録した月でも
ありました。(もちろん"資生堂ショック"の記事の影響です)

よく読まれた記事は以下の通りです。

■1位:「資生堂ショック」から考える、育児中の女性が働く会社経営陣の深
いナヤミ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151111-00051315

■2位:それなら家事・育児の「時給換算」は時代遅れなのか?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151119-00051592

■3位:マクドナルドの大量閉店スタート! 跡地の争奪戦もスタート!
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151122-00051701

■4位:シャープ、ついに「組織的自爆営業」か?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151118-00051577

■5位:MRJ初飛行、トヨタ独走、リニア開通、そして「中部経済」の憂鬱
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151114-00051427

■6位:「言われたことしかやらない人」のための――「それでそれで分析」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151105-00051143

■7位:またもVWの不正発覚――「リーマンショック」ならぬ「ワーゲンシ
ョック」が欧州を襲う
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151121-00051680

■8位:「料金引き下げ」指示に対する、携帯大手3社の"当たり前の言い分"
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151118-00051563

■9位:新型「ノリが悪い人」のススメ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151125-00051795

■10位:ミニマリストの発想で「すぐやる習慣」を身につける方法
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151107-00051212

私としては『目標達成の「コストパフォーマンス」を考える』という記事に力
を込めたのですが、ランキングでは21位でした。