2012年1月25日

【ダブルバインド】新しい「情報システム」は嫌われて当然

● 今回のテクニック:【ダブルバインド(16)】

ダブルバインドとは一般的には「二重拘束」を指す。

矛盾する物言いで相手を混乱させ、社内で繰り返すとパワハラとも言われかね
ない危険なテクニックだ。「はやくやれ」と言っておきながら「はやくやって
どうする!」と言われたら誰もが矛盾を感じる。

このダブルバインドの理論を精神治療用に変化させたのがミルトン・エリクソ
ンであり、迷える相手を「二者択一」の質問をすることにより、催眠誘導する
技。

※ 詳しくは → http://attax-sales.jp/blog/000135.html


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「まったく使い物にならない?」


部下 :
「使い物にならない、とまでは言ってませんが、いつも営業会議で使用して
いる業績管理シートがこのシステムからは出ません。これじゃ意味がないで
すよ」


マネージャー :
「どうして意味がないのか……。さっぱり意味がわからないが」


部下 :
「だ、だってそうじゃないですか」


マネージャー :
「だって、そう?」


部下 :
「そ……。そうじゃないんですか?」


マネージャー :
「そうじゃないと思ってるから、さっきから君の言い分に反論しているんだ
よ。会議で使うシートが同じ様式で出てこないからこのシステムは使い物に
ならないだなんて、駄々っ子みたいに言われても困るだろうが」


部下 :
「も、もちろん、それだけじゃありません。だいたい旅費計算システムと繋
がっていないじゃないですか。営業支援システムなんですから、お客様の訪
問履歴を入れたタイミングで旅費も入力できるようにしてくれないと」


マネージャー :
「じゃあ、旅費の入力をやめたらいいじゃないか」


部下 :
「な! ……どうしてそうなるんですか」


マネージャー :
「旅費計算のシステムには入力するけれど、お客様の訪問履歴を入力するシ
ステムには面倒だから入れないだなんて、筋が通らない。ただの横着だよ」


部下 :
「お、横着って、そんな」


マネージャー :
「わかった、わかった。いずれにしたって、今回導入した営業支援システム
は完璧に入力しないといけない。あなたたちが日々、お客様のところへ行っ
て仕入れてきた情報は、大事な会社の資産なんだ。これ以上に大切な資産は
ない」


部下 :
「あ、はァ」


マネージャー :
「とはいえ、すべての要望を聞いていられないので、営業会議で使用する資
料を自動的にアウトプットできるようにすればいいか、旅費計算システムと
連動させるか、どちらかを選んで欲しい。どちらがいい?」


部下 :
「じゃ、じゃあ旅費システムと繋げていただけますか?」


マネージャー :
「わかった。とはいえ、それができるまでに時間がかかるだろうから、それ
を待って入力の定着というわけにはいかない。今からキッチリと入力して慣
れておいてくれよ」


部下 :
「わ、わかりました」

……システムが新しくなったりすると、必ずイライラします。

論理的に考えれば間違いなく便利になるとわかっていたとしても、新しいシス
テムはいろいろな理由で苛立たせてくれます。

特に私が大好きなSFA(営業支援システム)に関しては、激しい抵抗をする
営業がいますが、それはほぼ100%「現状維持バイアス」です。

どうしたらSFAが定着するか、そしてどのようなSFAを選択すればいいの
か? 私なりの見解をまとめダイヤモンドオンラインに記事として載りました。

「SFA」に興味がなくとも、予材管理のことを細かく書いていますので、是
非ともご一読ください!


【ダイヤモンドオンライン ……営業予算を必ず達成するための方法】
http://diamond.jp/articles/-/15684

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【編集後記】

今年、セミナーで一番力を入れたいと思っているネタは「iPad」です。

iPadは私の持ちネタではなく、部下の山北が専門です。

昨年、ソフトバンクさん他、いろいろなITベンダーさんと一年間、20回以
上もセミナーを実施したため、相当ノウハウが蓄積されてきています。

世の中には「iPad」関連のセミナーはたくさんあるのですが、iPadならではの
ソリューションをかなり具体的に提示しているシステムベンダーやコンサルテ
ィング会社はあまりないのです。

ほとんどが、

パソコンの代替品として導入するか、ペーパーレスのために使うか、カタログ
に動画を加えて表現するデバイス……程度の提案となっています。

私たちの提案はずばり、私のDVD4弾「通称:説得DVD」で紹介している
『バーバル・パッケージ』をiPadで表現するというソリューションです。

こうすることで、

営業スキルの平準化がかなり促進されるのです。

「提案営業など、簡単にはできない!」と私は処女作に書きましたが、iPadを
使えば、組織論「2・6・2」の法則のうち真ん中の「6」の部分の人もでき
るようになります。

今年いつか、150人とか200人とかを集めて、私と山北とでiPadのビッグ
イベントをしたいですね。

このネタはすぐに事業化できなくとも、セミナーで情報配信し続けることで、
必ず先が見えてくると思っています。

大きなビジネスに育てたいですね。

ちなみに、このネタはNLP技術をいくつも重ねて定義しているため、ほとん
ど誰も真似しようがありません。

理論は小難しいですが、活用は誰でもできるというところがミソです。


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2012年1月22日

【オーバーステート】「ちょうど今からやろうとしてたんですよ」という言い訳

● 今回のテクニック:【オーバーステート(6)】

オーバーステートとは、文字通り「大袈裟な表現」のことである。

曖昧なことを繰り返す相手に、わざと大袈裟な数字を示して反論させ、具体的
な条件を引き出す方法。 少しふざけた調子で吹っかけるのがコツ。

「100%ダメなんですか?」 → 「100%ダメというわけじゃないです」
「年収1000万ぐらいもらってるんだろ?」 → 「半分くらいですよ」
「本当は彼女の3人や4人いるんだろ?」 → 「1人しかいませんよ」

※ 詳しくは → http://attax-sales.jp/blog/000454.html


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「あのさァ、ちょっと来てよ」


部下 :
「あ、はい……」


マネージャー :
「A社へのアポイント、とったのか?」


部下 :
「あ、ちょうど今からやろうとしていたんです」


マネージャー :
「今から?」


部下 :
「はい」


マネージャー :
「おいおい。アポをとれって言ったのは昨日の朝だろう?」


部下 :
「いや、まァ、確かにそうですけど、昨日の今日じゃないですか」


マネージャー :
「昨日の今日?」


部下 :
「あ、いや。そうじゃなくって……。昨日からいろいろと見積り作業とかが
あって、そっちを片付けてからやるつもりだったんです」


マネージャー :
「だいたい、アポを取るのにどれぐらい時間がかかるんだ」


部下 :
「ですから、今からやろうと思ってますって。本当に」


マネージャー :
「私は、アポを取るのにどれぐらい時間がかかるんだって聞いてるんだよ。
電話番号を調べる時間、電話をかける時間、話す時間、すべて含めて30分
ぐらいか?」


部下 :
「30分? いや、そんなにはかからないですよ」


マネージャー :
「じゃあ、どれぐらいかかるんだ」


部下 :
「ま、せいぜい10分です」


マネージャー :
「10分か」


部下 :
「うーん、ま、正確にはそんなにかからないかもしれません。2、3分かも
しれません。通話時間を含めても」


マネージャー :
「そうだよな。相手の電話番号はすぐに検索できるもんな」


部下 :
「ええ。10秒もかかりません」


マネージャー :
「自分だけで完結する仕事ならともかく、相手の都合も考えなくちゃならな
いものは、とにかく優先順位をあげろと言ってたよな」


部下 :
「え、ええ。そうですね」


マネージャー :
「突然、資料作成を頼まれたのならともかく、電話ぐらいすぐにやれよ。少
なからず、翌日にまわすなよ」


部下 :
「わかりました。気をつけます」

……「今やろうとしていた」ときに「アレはやったのか?」「はやくしろよ」
と指摘されるとイラッとしますよね。

しかし、

「今からやろうとしていたんですよ」

というのは言い訳です。

指摘されたから「そういえばやらなきゃ!」と瞬時に思い出し、「すみません、
忘れてました。すぐにやります!」と言うのが面倒くさいから、

「今からやろうとしていたんですよ」

と言い返すわけです。

たとえ本当に「今からやろうとしていた」としても、上司から「早くしろ」な
どと指摘されたり、「やったのか?」と確認されるということは、ラポール
(信頼関係)が構築されていない証拠です。

なぜそのような指摘や確認があるのか、自分の過去をさかのぼって考えてみま
しょう。

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【編集後記】

今月中に、管理者向けのCD教材を販売スタートする予定です。

これは「営業」という括りではなく、「管理者」の方、全般に当てはまるマネ
ジメントスキルの話です。

年齢を重ねることで、多くのサラリーマンが課長や部長といった管理者になっ
ていくわけですが、管理者として適正な方はそれほど多くないと考えています。

であるからこそ管理者本人も、部下ご自身も悩むのですよね。

すぐにマネジメントスキルがアップしなくても、何が問題なのか? どうすれ
ばうまくいくのか?

を知るだけでも、重要なことです。

間もなくご案内できるようになると思っています。もうしばらくお待ちくださ
い。

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2012年1月18日

【バックトラック】「棄権」という名の言い訳は、危険です

● 今回のテクニック:【バックトラッキング(15)】

バックトラッキングとは、NLP(神経言語プログラム)のペーシングでもよ
く使われる「おうむ返し」のことである。

相手の言葉をそのまま流用し、「質問形式」にして返す。こうすることで、相
手は「イエス」としか返答することができなくなる。イエスセットを効果的に
実践するときに使うテクニックで、メルマガで紹介している、20種類以上の
コミュニケーション技術の中でもシンプルで簡単に習得できる。是非とも日ご
ろから使って習慣化してもらいたい。

上司や部下とのコミュニケーションのみならず、お客様や家庭などでも応用で
きる。「……ですね?」「……ですよね?」と確認するように尋ねるのが基本。

※ 詳しくは → http://attax-sales.jp/blog/000108.html


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「君、聞くところによると、部長がはじめた朝の勉強会、出席を断ったらし
いじゃないか」


部下 :
「あ、はい……。私なんてまだ、こちらの部署に配属されたばかりですから、
ちょっと、その勉強会だとついていけないと思ったんですよ」


マネージャー :
「ほう。まだ、こちらの部署に配属されたばかりだから、部長が主催する勉
強会には、ちょっとついていけないと思ったんだね?」


部下 :
「ええ、そうですね。まァ」


マネージャー :
「どういう勉強会なの?」


部下 :
「えっと……。確か、リーダーシップを学ぶ勉強会だったと思います」


マネージャー :
「へえ。リーダーシップを学ぶ勉強会なんだね?」


部下 :
「ハイ。確か、そうだったと思います」


マネージャー :
「君ももう30歳なんだから、当社でいえばリーダー候補だ。その勉強会に
出ればよかったのに」


部下 :
「他の参加者を見ると、みんなリーダーになってる人ばかりでしたから、私
なんかどうかなと思いましたし」


マネージャー :
「他の参加者を見ると、みんなリーダーばかりだったんだね? それで私な
んかどうかなと思ったんだね?」


部下 :
「ええ。それに、毎回リーダーシップの本を読んでから集まるんですよ。そ
れで……」


マネージャー :
「毎回リーダーシップの本を読んでから集まるんだね? いいじゃないか、
読書をする習慣が身につくよ」


部下 :
「でも、私は本を読むのが苦手なんで」


マネージャー :
「なるほど。君は本を読むのが苦手なんだね?」


部下 :
「ええ、そうなんです」


マネージャー :
「何でもいいけど、君は言い訳が多いね」


部下 :
「……言い訳、ですか?」


マネージャー :
「うん。『棄権』という言い訳だよ。普通は行動をして、期待した成果が出
なかったときに言い訳をするものだが、君の場合は行動さえしていない。結
果が出ないだろうから、行動さえしない言い訳をしているのさ」


部下 :
「……」


マネージャー :
「無意識に『棄権』してるだろう? この悪癖は治したほうがいい」


部下 :
「ど、どうすれば治るでしょうか?」


マネージャー :
「部長の勉強会に出席してリーダーシップを学べ」


部下 :
「わ、わかりました。たぶんついていけないと思いますが、とりあえずは参
加してみます」


マネージャー :
「そういうできなかったときのための予防線を張るのが『セルフハンディキ
ャッピング』だ。そういう言い訳もやめろ」


部下 :
「じゃ、どう言えばいいんですか?」


マネージャー :
「どう言うって……。もうお前も30歳だろう。何も言わなくていいじゃな
いか。部長の勉強会に参加します。がんばります。それだけでいいだろう。
君がついていけなくなると思っているから、ついていけなくなるんだよ」


部下 :
「わ、わかりました。たとえ、ついていけなくても死ぬわけじゃありません
し……」


マネージャー :
「そうそう。そうだよ。ついていけなくても死ぬわけじゃないし、クビにな
るわけでもない。ただ、それだけのことだよ」

……明らかに「やってみなくてはわからない」ことなのに、最初から実践しな
い選択をする。

そのための言い訳を「棄権」と呼びます。

先日ご紹介した「セルフハンディキャッピング」は、実践するのだけれど、で
きなかったときの言い訳を事前にしておいて予防線を張ること、でした。

実践さえしないという観点からして、「棄権」は「セルフハンディキャッピン
グ」よりも、レベルの低い「言い訳」であると言えるでしょう。


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【編集後記】

先日のメルマガ編集後記に書いた、新幹線の通路を使って16両を往復する
とどれぐらいの時間がかかるか? ということですが、

私の場合、「9分9秒」でした。

皆さん、どのように予想されたでしょうか?

ここで重要なことは前回も書いたとおり、「仮説」を立てるということです。

実際にどれぐらいの時間がかかったか、はどうでもよく、おそらくほとんど
誰も経験したことがないので、予想しづらい問いに対してどう予想するか、
そのプロセスが大切です。

「地頭力」とも言いますよね。

たとえ、新幹線に乗ったことがない人でも「考える」というプロセスは必ず
踏めるはずです。

1車両の長さはどれぐらいだろう?

横山さんは歩くのが速いと書いてあったから、1車両を歩ききるのに、1分
はかからないだろう。

半分の30秒か?

車両と車両を抜けるときは少し時間がかかるはずだ。
すると1車両、40秒ぐらい?

それに16をかけると、640秒だから10分か11分ぐらいだろうか?

このようにすれば、仮説によって導かれた答えが正しいか正しくないかは別
にして、「考えるプロセス」を自分なりに鍛えることはできていきます。

皆さん、前回の編集後記を読んで、無意識のうちに「棄権」しなかったでし
ょうか?

「新幹線にほとんど乗らないからわかんないよ」

「次回の編集後記に答えを書くんでしょ? だったら別にいいよ」

これらは実は「言い訳」なのです。

無自覚ではあっても、一瞬は「考えよう」とするものです。しかしどうやっ
て考えたらいいか、その仮説の導き方がわからないと、

「ま、いいか。どうせ…………だからな」

と自分に言い聞かせる。これは「無自覚な言い訳」なのです。

「うーん、どうやって仮説を立てたらいいんだ。仮説の立て方さえわからな
い」

と、自覚しているならともかく、

「新幹線なんて最近乗ってないから、わからないって」

と脳内でつぶやいた方は、これは言い訳なのです。

そんなこと興味なんてない、と受け止めた方は、「新幹線なんて最近乗って
ないから、わからない」と、自分が考えない行為を正当化する必要などない
のですから。

ま、

私のメルマガの編集後記の謎かけなどどうでもいいのですが、ビジネスにお
いても、知らず知らずのうちに、実行する前から「棄権」している人がたく
さんいらっしゃいます。

「私は門外漢ですから」

「入社してまだ1年目ですから」

「ちょっとその方面の知識はないものですから」

と、実行、つまり「考える」ことさえ放棄して傍観している人がいます。
こうしていると、「考えて」「アイデアを出す」という習慣がなくなってい
きます。

さらに、

言われたことしかやらない。

言われたことさえやらない。(自分の仕事に付加価値をつけずに働いている
と意欲が減退していくため)

という人になっていきます。

「言い訳」を認知して、無自覚な言い訳をできる限りしないようにしましょう。

なぜなら「言い訳」をすると、相手はその言い訳を聞いてその場は納得して
くれるかもしれませんが、それはあくまでも表面上のことで、間違いなく
「ラポール」は薄れていくからです。

「棄権」という言い訳をするのではなく、言い訳という無自覚な行為自体を
「棄権」していきましょう。

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2012年1月16日

【アフォーダンス】管理シートのデザイン基準について

● 今回のテクニック:【アフォーダンス(1)】

アフォーダンスとは、動物と物の間に存在する行為についての意味や価値、関
係性を指す。

ビジネスでは特にデザイン論で使用されることが多く、ある行為へと誘導する
ためのヒントとして用いられる「デザイン」がこれにあたる。

たとえば、ホームページに書かれている文字が青色でアンダーラインが引いて
あれば、多くの人が「ここはクリックして他ページへ飛ぶだろう」と類推でき
る。

こういったデザインの「わかりやすさ」で使用されることが一般的。

───────────────────────────────────

● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「新しく管理シートを作ってくれと言ったんだけど、これはちょっとどうか
なと思うんだよね」


部下 :
「え? どうでしてですか?」


マネージャー :
「どうして、こんなに好き勝手に作ったの」


部下 :
「どうしてって……。このほうがわかりやすいと思ったからです。戦略とア
クションプランの関係を2枚にまたがっているからわかりづらいかもしれま
せんが、私はどうしても改善事項を文章形式で書ける欄があったほうがいい
と思ったんです。ですから……」


マネージャー :
「いやいや、そういうことじゃない」


部下 :
「え?」


マネージャー :
「当社のイントラネットに管理シートの作成規約ってあっただろ。読ん
だ?」


部下 :
「あ、はい」


マネージャー :
「だったらあの通りに作ってよ。だいたいこのシートを作るのにどれぐらい
時間かかったの? 2日ぐらいかかってない?」


部下 :
「た、確かにそうなんですけど……。絶対にこのほうがしっかり管理しやす
いと思います。どうしてかというと、あのフォーマットには……」


マネージャー :
「違う違う、根本的に発想が違うんだよ。管理シートの作成規約があるのは、
シートの作成時間を効率化させるためじゃなくって、アフォーダンスを考え
てのことだ」


部下 :
「アホーダンス?」


マネージャー :
「アフォーダンスだ。当社の管理シートはすべてデザインを統一している。
どこに日付を記入し、どこにグラフを搭載するか、など。自由記述の欄も排
除している」


部下 :
「ちょっと意味が……」


マネージャー :
「シート作成規約を読んでないからだよ。管理シートはマネジメントサイク
ルをまわすためのただの道具だ。PDCAサイクルの『C』だよ」


部下 :
「ハイ……」


マネージャー :
「会議で正しく改善活動の『A』をやるためには、パッと見た瞬間にパッと
わかる資料じゃないとダメだ。そうでないと、資料の読み合わせが増えたり、
何を書いているのかという確認作業が会議中にはじまってしまう。これは絶
対にさせてはならない」


部下 :
「……」


マネージャー :
「以前、資料をやたらと凝って作る人、『自分はこれが慣れてるから』と言
って好き勝手に作る人がいたが、すべてフォーマットのデザイン基準を統一
した。どの部署へ行っても同じ。パッと見た瞬間に、問題点を探るためには
どの場所に書いてある指標をチェックすればいいかわかるように設計したん
だ」


部下 :
「だからあんなシンプルなんですか」


マネージャー :
「グラフの色も統一している。何がダメで何がOKか、どの管理シートを見
ても同じだ」


部下 :
「すみません、私もついつい資料を凝って作ってしまうほうで……」


マネージャー :
「俺さ、この前、六本木の洒落たオフィスビルへ行ったんだけど、エレベー
ターに乗るときものすごく困ったよ」


部下 :
「え? どうしてですか」


マネージャー :
「エレベーターホールに行っても、どこにボタンがあるかわからないんだ。
デザインが凝りすぎていて、ボタンの形状が普通と違うようだったから」


部下 :
「ああ、わかります。人に優しくないデザインって嫌ですね」


マネージャー :
「そうだよなァ」


部下 :
「わかりました。これから管理シートは当社の規約に沿って作ります」

……シートデザインを統一することはとても大事です。

しかし、その「デザイン基準」をゼロから考えるのは大変ですので、市販のテ
ンプレート集を購入し、そのテンプレートに合わせてしまうのが一番てっとり
ばやいと言えます。

いや、論理的に設計したい、という方はこちらの書籍が参考になります。


【参考書籍】Excelで学ぶ意思決定論
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【編集後記】

先週の土曜日、東京から名古屋へ戻ってくる新幹線の中で、私は少し退屈に
なり、ある「実験」を行いました。

私は13号車に乗っていたのですが、その13号車から新幹線の最後尾の1
6号車まで歩き、さらにグリーン車を突っ切って1号車まで歩き、再び13
号車まで戻ってくるまでに、

どれぐらい時間がかかるか?

これを計測しようと思い立ったのです。

要するに、新幹線の長い通路を往復するのに必要な時間のことですね。

私は少し、歩くのが速いです。

さてどれぐらいかかったでしょうか?

まったく検討がつかなくてもいいのです。仮説として考えてみてください。

作業を依頼されたとき、何も時間を見積もることなくとっかかってはいけま
せん。

面倒くさい作業だと先送りする習慣が身についてしまうからです。たとえば
お客様にアポイントをとるのに、どれぐらい時間がかかるのか?

心理ストレスはけっこう高いけれども、電話をかけるだけなら1分か2分の
こと。最初は不在だとしても、3回ぐらい電話をかければ相手をつかまえる
ことはできるだろう、そう仮定すると、合計5、6分の話ですよね?

その作業時間を見積もることができるかどうかで心理ストレスの処理の仕方
が変わってきます。

果たして私はどれぐらいの時間で新幹線を往復できたか?

次号の編集後記で明かします! ご期待ください。

(このメルマガに自分なりの予測値を書いて返信しなくてもいいですよ)

━━<セミナー案内>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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2012年1月12日

【プリフレーム】「セルフハンディキャッピング」対処法

● 今回のテクニック:【プリフレーム(14)】

プリフレームとは、商談に入る際、もしくはそれよりも前に、これから話す内
容の意味(フレーム)を明確に伝えておくことである。

それによって、相手の視点をフレーミングし、主導権を握ることが容易になる。

冒頭に趣旨をしっかりと説明するだけであるため、非常に簡単なスキルである。
メールと効果的に組み合わせることにより、より有効性が増す。

※ 詳しくは → http://attax-sales.jp/blog/000118.html


───────────────────────────────────

● 今回のコミュニケーション例 【 プリフレームを使わない例 】


マネージャー :
「昨年から続けているが、とにかく見積りの件数を指標に決めて、計測して
いこう。今月の目標見積り件数はどうする?」


部下 :
「そうですね……。けっこう厳しいですが、7件は取りたいと思います」


マネージャー :
「見積り7件だな。頼むぞ」


部下 :
「ええ。とはいえ……。これはかなり高い目標だと思うんです。今月は特に
納品作業がいつも以上にありますし、物流のTさんが入院してから配送も任
されていますので」


マネージャー :
「納品作業って、何件あるの?」


部下 :
「10件とか11……件とか、でしょうか」


マネージャー :
「先月は?」


部下 :
「先月は……10件とか、11件でしょうか」


マネージャー :
「同じじゃないか」


部下 :
「ま、そうなんですけど! やはりTさんの抜けた穴は大きくてですね」


マネージャー :
「わかってるよ。でもそれは3ヶ月前の話であって、今月からはじまったこ
とじゃないはずだ」


部下 :
「ええ。そうなんですけど……。いや、わかってます。……ですから、あの、
私は見積り7件はやりますって!」


マネージャー :
「わかってるよ、7件だろ? 7件の見積りをとってこいよ」


部下 :
「そう簡単におっしゃいますけど、これがなかなか大変なことなんです。今
月は冬休みがありましたし、稼働日が少ないんですから」


マネージャー :
「それは先月の12月も一緒だよ」


部下 :
「ま、そうですけど……」


マネージャー :
「大変なのはわかってるって! 相談に乗るから、とにかく見積り7件はや
っていこう。お前はどうしていつもそうやって、できなかったときのための
予防線を張るんだよ」


部下 :
「そういうつもりはありませんよ。だから、7件やるって、さっきからそう
言ってるじゃないですか……」


マネージャー :
「ゴチャゴチャ言ってたじゃないか」


部下 :
「ゴチャゴチャなんて言ってませんよ」


マネージャー :
「言ってたじゃないか!」


部下 :
「言ってませんよ! ……っていうか、いいです。もういいです! 言って
ました。ハイ、私はゴチャゴチャ言ってました!」


マネージャー :
「何だよ、子供みたいに……。7件、ちゃんと見積りとってこいっての」


部下 :
「く、どいなァ……」

● 今回のコミュニケーション例 【 プリフレームを使った例 】


マネージャー :
「昨年から続けているが、とにかく見積りの件数を指標に決めて、計測して
いこう。今月は12月と同じように稼働日が少ないし、Tさんが抜けてから、
配送作業の対応も引き続き、負担してもらう。とはいえ、期末の3月までは
もう時間がない。何とか仕掛かっている商談を少しでも前に進めるようにや
っていってほしい」


部下 :
「わかりました」


マネージャー :
「繰り返すが、大変なのはみんな一緒だ。でも、過去より少しでも難易度の
高い目標を設定し、そこにチャレンジすることが成長するためには絶対に必
要なことだ。俺も協力するから、これをキッチリやっていこう。これから見
積り件数をひとりずつ宣言していって欲しいが、宣言したらそれで終わり。
いろんな言い分はあるだろうが、言えば言うほど覚悟が決まらなくなる。迷
いが増える。見積り件数を宣言したら、もうそれでアレコレ言うのはよそう。
いいな」


部下 :
「はい」


マネージャー :
「ところで、セルフハンディキャッピングって言葉、知ってるか?」


部下 :
「え? 知りませんが……」


マネージャー :
「できなかったときのために予防線を張ることだよ。問題が起きてから言い
訳をするのではなく、問題が起きる前に言う、言い訳の一種だな」


部下 :
「へえ」


マネージャー :
「試験前に、本当は勉強していたにもかかわらず、『時間がなくてあんまり
勉強しなかった』なんて言う奴、いただろ? アレのことさ」


部下 :
「ああ、いましたいました。そういう奴」


マネージャー :
「あれがセルフハンディキャッピングって言うんだ。みっともないから、あ
あいうのが口癖にならないように俺も気をつけなきゃな、と思ってる。ま、
そんな話はいいや。ところで今月の見積り、何件を目標にする?」


部下 :
「そうですね、7件でいきます」


マネージャー :
「よし、7件でロックだな?」


部下 :
「ただし、相談に乗ってくださいね」


マネージャー :
「もちろんだ」

……「セルフハンディキャッピング」が口癖になっている営業さんは、とても
多いです。

しかし、どんなに事前に弁解していても、マネジャーはそんな前のことを覚え
ていません。

達成しなかったときに、「だから言いましたよね? 今月は他の対応があるの
でできないかもしれないって?」と言ったとしても、結局は事後の弁解と同じ
か、それ以上の「見苦しさ」を相手に与えてしまうのです。

事前でも事後でも言い訳の口癖をやめていきましょう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】

先日、部下とランチをしているときに、

「今年になってから、何だか、ずっとブルーなんだ」

とガラにもないことを告白してしまいました。

いろいろな要因が絡み合っていて、自分でもわかっているのですが、それに
しても釈然としない。

いつの間にか背中を丸めて「寒いなァ」とつぶやきながら歩いている昨今の
私です。

それで、ふと、

今日、気付いたのです。

そうだ。

セミナーをやっていない……。

そうそう。

先月、12月26日の丸の内の丸善本店でやった「出版記念講演」以来、1
0日間以上も人前に立って話をしていない。

そうか。

そういうことか!

やっぱり人前で気合を入れて話すのが、私にとって、自身の背中をシャキッ
とさせる一番の妙薬なんですね。

1月13日が東京、16日が名古屋、17日が大阪と、追加で開催される出
版記念講演が続きます。

東京は、はじめて東京ミッドタウンの会場を使ってやります。

また、気合を入れてやってきます!

自分の頭上に日を照らすのは、誰かではなく、やはり自分自身なんですよね。

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2012年1月9日

【ウィンザー効果】コミュニケーション能力を高める「逆転の発想」

● 今回のテクニック:【ウィンザー効果(1)】

ウィンザー効果とは、第三者を介した情報、噂話のほうが、直接言われるより
も効果が大きくなるという心理効果。

ミステリー小説「伯爵夫人はスパイ」に登場してくるウィンザー伯爵夫人が
『第三者の誉め言葉が、どんな時にも一番効果があるのよ、忘れないでね』と
言ったのが由来とされている。

相手を承認したり、褒め称えたりするときに活用すると効果的である。

※ ブログには未掲載。


───────────────────────────────────

● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「本部長が褒めてたぞ。先日のお客先での対応、良かったって」


部下 :
「そうですか! あの本部長が」


マネージャー :
「すごいよ。俺なんてこの会社に入って21年になるけど、本部長から褒め
られたのなんて、1回あるかないか、だからな」


部下 :
「そうなんですか……」


マネージャー :
「いやぁ、俺も嬉しいよ」


部下 :
「ありがたいです。私なんて、その」


マネージャー :
「そういえば、製造部の部長も君のことを褒めてたよ」


部下 :
「え?」


マネージャー :
「この前出した改善案、素晴らしいから採用するって言っていた」


部下 :
「え?」


マネージャー :
「そう。製造工程を見直すためのオペレーションを部分的に修正する案だ
よ」


部下 :
「あ……」


マネージャー :
「どうした?」


部下 :
「い、いえ」


マネージャー :
「何か、気になることがあるのか?」


部下 :
「じ、実は、あの改善案は私が考えたんじゃないんです。製造部の同期のT
君に頼まれて……」


マネージャー :
「ほう。そうだったんだ」


部下 :
「す、すみません! 私、部長に謝りにいってきます!」


マネージャー :
「いいよいいよ。T君だって、自分が出したんじゃ通らないから、君に出さ
せたんだろう? 君のコミュニケーション能力が高いからさ」


部下 :
「コ、コミュニケーション? 私が、ですか?」


マネージャー :
「そうだよ」


部下 :
「と……。とんでもないです。私なんて、昔から、緊張すると、ぜんぜん話
ができなくって、高校のときなんて、それで、学校に一時、行けなくって……」


マネージャー :
「でも入社したとき、営業を希望したそうじゃないか」


部下 :
「そ、それは……。営業やれば、コミュニケーションスキルがアップすると
思ったんです。でも……」


マネージャー :
「確かに、君のコミュニケーション能力は高い。営業ではナンバー1だ」


部下 :
「ええっ? 先日のスピーチ大会で、私は最下位でしたよ……」


マネージャー :
「スピーチとコミュニケーション能力は違う」


部下 :
「……?」


マネージャー :
「君は話術がうまくないと思っているからこそ、行動で差別化しようとして
るだろう? 君は誰からも言われているよ。あんなに行動力がある人は他に
いないって」


部下 :
「そうなんですか? 本当にありがとうございます」


マネージャー :
「コミュニケーション能力というのは、喋りが上手ということじゃない。結
局はその人が提案することに相手が共感を持つかどうかということに尽きる。
いつも行動スピードの速い君に、誰もが信頼を抱いているんだ。コミュニ
ケーションで重要なことは、君が話す内容ではなく、君の過去の行動そのも
のなんだよ」

……結局のところ、コミュニケーション能力というのは、いかに相手をリーデ
ィングできるか、いかに相手からリーディングされないか、の2点だけです。

そのための方法が世の中には無数に存在します。

私のDVD第4弾「説得DVD」で勉強していただいてもいいですが、その前
提として、まず「結果を出すこと」が重要なのです。


【参考記事】口下手だからこそコミュニケーション力が高まる逆転の発想
http://attax-sales.jp/blog/000637.html

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【編集後記】

昨年の秋から毎月定期開催していたアンガーマネジメント講座を、今年は2
月に開催いたします。

とても評価の高い講座で、講師としてもやっていて楽しいです。

感情をコントロールできないと、コミュニケーション能力、対人能力を改善
させることはできないですよね。

久しぶりに名古屋でも開催します。
これ以降のスケジュールは現時点で決まっていません。

興味のある方はふるってご参加ください。

ちなみに昨年は、シンガポールからこの講座を受講しにやってきた方もいら
っしゃいます。

● メモ帳ひとつで怒りとイライラの感情をコントロールする
 「アンガーマネジメント講座」
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2012年1月6日

絶対達成するマインドの作り方「倍速管理」とは?

おはようございます、「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


昨年12月に処女作「絶対達成する部下の育て方」を出版し、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016828/attaxsales-22/ref=nosim


この書籍の中で、


「予材管理」を紹介いたしました。


「予材管理」とは、目標予算の【2倍】の材料を仕込み、目標を絶対達成させ
るマネジメント手法です。


絶対達成 "Perfect Achievement of Goal" というフレーズは、


【最低でも目標は達成させる】という意味を持っています。目標未達成という
リスクを回避していこうという考え方です。


このような習慣を身につけることでストレスなく、安定的に目標が達成されて
いきます。最初にストレスかかるだけなのですね。


これをもう少し広い意味合いで活用する手法として、「倍速管理」というメソ
ッドを本日はご紹介いたします。


仕事には必ず「期限」と「ノルマ」があります。


期限を設定し、絶対に達成していく。やり切っていくと、とても気持ちのよい
毎日を送ることができます。


周囲からも信頼(ラポール)を寄せられるようになり、


「あの人は何をやらせても速い」

「何を頼んでも、必ず遅れることはないよね」


と言われるようになります。これってとても素敵なことですよね。


依頼された仕事の「質」にこだわるのではなく、「スピード」にこだわる。そ
うすることで逆に「質」がアップします。


期限よりも3日前に頼まれた仕事を追え、それを提出することにより、依頼人
の期待と異なるものであれば、期限までに余裕がありますから、相手の期待に
応える、もしくはそれを上回るように修正させることができます。


ここでも「絶対達成」なのです。


期限ギリギリに仕事を終えるように調整して仕事をしていると、いつもストレ
スを抱えて仕事をすることになるので、焦るばかりで作業の「質」は落ちます。


また、依頼人(自分が依頼人という場合もあります)とのミスコミュニケーシ
ョンが発生していた場合は、修正するまでの時間がありません。


「本当はこういう風にやって欲しかったんだけど、時間がないからもういいよ」


と言われ、信頼関係(ラポール)にヒビが入っていきます。


そこで私がお勧めするのが「倍速管理」。2倍のスピードで仕事をこなすので
す。


仕事の期限を決めて、それを「二つ折り」にしてください。


つまり、


期限を【1/2】にするのです。


今日が月曜日で、上司に「木曜日までにこの資料を提出してくれないか?」と
言われたら、火曜日に提出するのです。翌日です。


今日が月初で、月末までに仕上げたいと思う仕事があれば、15日までに仕上
げてしまうのです。


この自己管理法を「倍速管理」と言い、期限を二つ折りにすることを「ハーフ
リミット思考」と言います。私が考えました。


これによって、前述したような目標未達成というリスクをヘッジできること以
外に、以下のような思わぬ効果があります。


● 期限を二つ折りにすることで、期限までの「時間」「日にち」が明確になる。


要するに、期限を決めて仕事をしよう! などと言ってても、結局のところ期
限までの正確な「距離」がわからずにスタートする人がほとんどなのです。


ゴールまでの距離がわからなければ、「ゴールからの逆算」の発想が生まれま
せん。


そうなると、期限が近くなってから慌てるということになるのです。


期限を「二つ折り」にしても、結局は前倒しで仕事をするだけの話であって、
ほとんどの場合、慌てて作業する必要はないのです。


作業に取り掛かる時期がはやまるだけの話です。


もちろん「倍速管理」が適用できない作業もたくさんあります。しかし、つい
つい先延ばしをしてしまう。


いつも期限ギリギリになってから動き始める。周囲もそれがわかっていて、信
用されていない。作業の質が落ちて、自信がなくなってきた……。


という方、ぜひ意識してみてくださいね!


「倍速管理」のアクションプランの作り方。その思考ノウハウのすべてを、1
月27日のセミナーで詳しくご紹介いたします。


読書家の方で、もしこの方の名前を知らないのであればモグリです。


なんと! 1月27日にエリエス・ブック・コンサルティングの土井英司さん
とのコラボレーションセミナーが決まりました!


●【東京 1月27日】社長のための「絶対達成」研修「絶対達成」マインドと、
マーケティングを学ぶ半日セミナー
http://www.attax.co.jp/seminar/detail/01344.html


全国区の人気を誇るカリスマ、土井英司さんとのコラボセミナーですから、地
域を絞らず、メルマガ読者全員にアナウンスいたします。


すでに土井さんご本人で集客しておりますので、残席わずかです。


お互い、強烈な個性の持ち主です。
「個性」と「個性」のぶつかり合いになることは必至!


「朝青龍」と「亀田興毅」のガチンコ対決。みたいなノリですね。


土井さんの門下生も相当来られるでしょうから、激しく熱いセミナーになるの
は確実でしょう。


新年から「ロジカル」に気合を入れたい経営者の皆さん、ぜひお越しくださ
い!


いつもありがとうございます。


以上

2012年1月4日

【クーリッジ効果】「白地」をどう積むのか? その科学的な方法

● 今回のテクニック:【クーリッジ効果(1)】

クーリッジ効果とは、新しいメスの存在がオスの性衝動を活気付けることを言
う。

日本にも「女房と畳は新しい方がいい」という諺があるように、新しいモノの
ほうが、人を惹きつけやすいという心理効果。

これをコミュニケーションにどう生かすかを考察する。

※ ブログには未掲載。


───────────────────────────────────

● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「今年こそは目標予算を達成させなければならない。去年の取り組みの中で
反省すべき点は何だと思う?」


部下 :
「うーん。予材は目標予算の2倍はありました。これをキープしたのですが、
達成しないところをみると……。何なんでしょうね」


マネージャー :
「単純に予材が足りないだけじゃないか」


部下 :
「だって、予材は2倍ありましたよ。しかも常に予材は回転させていきまし
た。回転率も悪くありません」


マネージャー :
「何か大事なことを忘れてないか? 営業の仕事は目標予算を達成させるこ
とだ。予材が2倍あっても達成しないんだったら、それを増やせばいいだけ
の話だろ」


部下 :
「ま、そう言われると、そうですが……」


マネージャー :
「どこに焦点をあてて仕事をしてるんだ? 君が焦点をあてているのは『予
材管理』だろう? それはあくまでも手段だ。目的じゃない」


部下 :
「確かに……。創意工夫が足りませんでした」


マネージャー :
「実は、予材管理の中で、新しいテクニックがある」


部下 :
「え! 新しいテクニック!」


マネージャー :
「君は新しいもの好きだな。実は、白地の予材を劇的に増やす『白地開拓
ツール』というものがあるんだそうだ」


部下 :
「白地開拓ツール?」


マネージャー :
「12パターンのメタモデルを活用して作り上げたコピーライティング、そ
してミスコミュニケーションを排除させるチラシの作り方があるらしい」


部下 :
「それはどういうものなんですか? ぜひ教えてください!」


マネージャー :
「教えてあげてもいいが、また手段にだけ焦点をあてるなよ」


……12パターンのメタモデルというのは、「一般化」「歪曲」「省略」によ
る、ミスコミュニケーションを回避するためのものです。

・一般化(可能性の叙法助動詞、必要性の叙法助動詞、普遍的数量詞)
・歪曲(等価の複合観念、前提、因果、憶測)
・省略(不特定名詞、不特定動詞、比較、判断、名詞化)

これらを活用したコピーライティング技術を知り、白地を劇的に増やす「シナ
リオ型チラシ」の設計手法を解説するセミナーを1月に実施いたします。

次回は6月開催で、東京、名古屋以外での開催予定はありません。
特別なセミナーですので、この機会を逃さないでくださいね!


● 第2回 超実践!予材管理セミナー「白地開拓ツールの設計と作り方」
【名古屋 1/12】http://www.attax.co.jp/seminar/detail/01323.html
【東京 1/18】http://www.attax.co.jp/seminar/detail/01324.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】

1月2日(月)、何年ぶりでしょうか、私の両親と姉家族がわが家へやって
きました。

私の父は昔から酒飲みでギャンブル好き。

どれぐらい酒のせいで、家庭をめちゃくちゃにしてくれたかわかりません。

ずいぶん頻度は減りましたが、今でも父を殴る蹴る夢をたまに見ます。

そんな父も年をとりました。胃癌を患い、胃の3分の2を摘出した今でも朝
から酒を飲んでいるようですが、まぁ、昔と比べればカワイイものです。

両親と姉家族は昼にやってきました。

わが家で食事を準備し、姉が飲み物を買ってくるという手はずでした。しか
し私の姉は、私とまったく正反対ののんびり屋です。

ビールとジュースと日本酒を買ってくる予定だったのですが、日本酒だけは
買ったのに家に忘れてきたというのです。

日本酒は父が飲みます。

昔と比べていくら「丸くなった」とはいえ、酒がないのはマズイです。姉は
のんきに「忘れちゃった」と笑っているのですが、私の妻は少し緊張気味に
なったようです。

ところが——!

なんと、いつも荷物さえ持つのも嫌がる父が、家から何やらカバンを持って
きたなと思っていたら、その中に「酒」をしのばせていたのです。

まさか……。

父は、姉が酒を忘れてくるかもしれないという事態に備えて、誰にも言わず
自分の家から酒を持ってきたのかもしれません。

私の妻は、「さすがお父さんだね」と感心していました。私も、

「予材は2倍だからなー」と、父のリスクヘッジの考え方に、正月から驚嘆し
たのでありました。

父は酒は絶対に飲む、という精神で生きているのでしょう。最悪でも酒は飲
む。最低でも酒は飲む。ここだけに焦点があたっているのですね。

恐れ入りました。まさか私の父も「絶対達成」マインドがあったなんて。

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  「2週間に1回30分で目標予算を達成させる! 営業会議の進め方」編】
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◆【横山信弘の組織営業力アップDVD Vol.3
「『未来』の行動をマネジメントする! 営業管理ツールの設計と運営テクニック」編】
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◆【横山信弘の組織営業力アップDVD Vol.4
「主導権を握る! 科学的な説得/コミュニケーション技術」編】
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2012年1月2日

【ブーメラン効果】結果に焦点をあてるから「知的怠惰」から脱却できる

● 今回のテクニック:【ブーメラン効果(1)】

ブーメラン効果とは、説得しようとすれば、説得しようとするほど、相手は抵
抗を覚え、逆の方向へ意識を向けてしまうこと。

特に「高圧的に」説得されると、強いブーメラン効果が働く。

自分の自由を外部から脅かされた時に生じる、自由を回復しようとする動機的
状態——心理的リアクタンスとも言う。

※ ブログには未掲載。


───────────────────────────────────

● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「本当に去年は散々な結果に終わったな」


部下 :
「申し訳ありません」


マネージャー :
「本当にお前、頭つかってるのか?」


部下 :
「……」


マネージャー :
「少しは頭を使って考えろよ。お前の頭は何のためにあるんだよ? 考える
ためにあるんだろう? もっと考えて、工夫して、新しいやり方で結果を出
せよ」


部下 :
「はい」


マネージャー :
「わかったか! もっと考えるんだよ」


部下 :
「……」


マネージャー :
「何だよ、その態度は!」


部下 :
「わかってますって」


マネージャー :
「わかってねーだろ! その態度はよォー」


部下 :
「ちょっと……。やめてくださいよ、正月から」


マネージャー :
「正月だろうが、節分だろうが、お盆だろうが、関係ないんだよ! 考えろ
って俺は言ってんの」


部下 :
「考えろ考えろって、そればっかりじゃないですか! 何を考えればいいか
も教えてくれないで、いったい何ですか! ワケわかんないっスよ」


マネージャー :
「何だとォ! じゃあどうすんだよ。結果も出てないんだから頭使うしかな
いだろう!」


部下 :
「私は頭じゃなくて体を使いますよ! 手を使いますよ。足を使いますよ。
今年はもっと行動スピードを上げようと思ってるんです!」


マネージャー :
「何も考えずに行動したって、結果は出ないんだよ!」


部下 :
「結果が出ないかどうか、やってみないとわかりませんっ! 去年までの私
はウダウダ考えてばかりでとにかく行動の量とスピードがあまりに物足りな
かったんです。ですから、もうやると決めたらやるんです! 考えてばかり
では仕方がないんですよ!」


マネージャー :
「お……」


部下 :
「……」


マネージャー :
「馬鹿みたいに行動、行動、行動……ってやってくつもりか」


部下 :
「馬鹿でけっこうですよ。そうやって、私のことを馬鹿にしたらいいです。
でもね、今年は結果を出しますからね」


マネージャー :
「ほォ……」


部下 :
「……」


マネージャー :
「わかった。結果を生み出さない行動は、ただの知的怠惰だ。しかし、結果
を絶対に出すというのなら、体のみならず、脳も汗をかくはずだ。期待して
るよ」


……知的怠惰に陥るな、つまり何も考えずにパターン化された作業だけをする
な。という意味ですね。

大前研一さんの書籍などで紹介され、私ももっともっと考えなきゃ、と思い込
んだ時代がありました。

しかし、今は違います。

高度情報化時代になり、自分の頭で考えるよりも、外部ブレーンにアクセスし
て検索したほうがスピーディで正確な「仮説」が手に入るのです。

ところがあまりに速く正しい仮説が手に入るものだから、人は迷うわけです。
疑うのです。

「本当にこれを実行して正しい成果が手に入るのか」と……。

もう今年は「考えない練習」をしましょう。思考ノイズをシャットアウトして
行動しないと、脳に本当の汗をかくことはできません。

今年最初のメルマガでは、私が強く影響を受けたベストセラーを紹介いたしま
す! 「脳内ひきこもり」から抜け出しましょう!


【参考書籍】「考えない練習」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093881065/mysterycon0c-22/ref=nosim

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【編集後記】

私は家にいるとき、ほぼ毎晩、8歳の息子と5歳の娘を寝かせるときに、
「お話」をします。

その「お話」は、私が即興で考えた「お話」で、これまで30パターンぐら
いあるんじゃないかなと思っています。

オナラで会話することのできる女の子の話。マジックバルーンでリアルな動
物を作っちゃう男の子の話。どんな難病でも治療してくれる200種類の温
泉の話。ジュラシックパークのパロディ物語……などなど。

数え切れないぐらい創作しています。

子供たちはそれが楽しみのようで、私がどんなに疲れていても、食事中だろ
うと、寝るときに「お話」を聞かせてくれとせがんできます。

嬉しいことですね。

ちなみに本日(1月1日)、子供たちに話して聞かせた「お話」は、「絵描
きのゴンちゃん」という話でした。

ゴンちゃんは小学校5年生。

いつもスケッチブックを手にしていて、ゴンちゃんが絵を描き、呪文を唱え
ると、その絵がスケッチブックからリアルに飛び出てきて活躍するのです。

サッカーでピンチになるときはスケッチブックに強そうなサッカー選手を描
いて、試合で活躍してもらいます。

獰猛な犬に追いかけられたときは、消防士さんの絵をスケッチブックに描き、
消防士さんに追い払ってもらいます。

屋根の上にボールが乗っかったら、長いはしごを3つスケッチブックに描き、
そのはしごで屋根にのぼってボールをとったりします。

……と、こんな話をしていました。

ところが今夜は、話していても途中でオチが決まらず、どうやってこの物語
を終わらせようかと考えました。

そして、少し考えた末、私は二人の子供にこう言いました。

「ゴンちゃんはお正月に近所の子供たちと遊びました。夜まで遊ぶと、ゴンち
ゃんの友達はみんな家に帰っていきました。でも、ゴンちゃんにはお父さん
もお母さんもいません」

そう言うと、娘が、

「おじいちゃんと、おばあちゃんは?」

と聞いてきます。

「ゴンちゃんは、おじいちゃんと、おばあちゃんと一緒に住んでるんだよね。
それでね、夜に、おじいちゃんと、おばあちゃんが寝てしまったあと、ゴン
ちゃんはスケッチブックに、病気で死んだお父さんとお母さんの写真を見な
がら、スケッチブックに絵を描きました……」

「そしたら、スケッチブックからお父さんとお母さんが出てきて、ゴンちゃん
はお正月の夜だけ、お父さんとお母さんと楽しく過ごしました」

こう言って、その「お話」を私は終わらせたのです。

馬鹿みたいですが、語っている私自身も「思わぬ展開」に涙が出てしまい、
喋りながら言葉を詰まらせてしまいました。

このゴンちゃんのご両親はどのような病気だったんだろうか?

ゴンちゃんが何歳のときに亡くなられたのだろうか?

ゴンちゃんのおじいちゃん、おばあちゃんの嘆き悲しみはいかほどだったの
だろうか?

薄暗い寝室の天井を眺めながら、空想に耽っていました。

「お父さん、もう終わり?」

息子にそう指摘されて、我に返りました。

子供たちの反応は薄かったですが、まァいいです。

「これでお終い。おやすみ。ちゃんと布団をかぶって寝ろよ」

何だか、しんみりした正月の夜になりました。

今年は、どれぐらいの回数、子供たちに、このような創作ストーリーを話し
て聞かせることができるでしょうか。

毎日じゃないからこそ、ネタは尽きないのかもしれませんが……。

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2012年1月1日

絶対達成マインド "Perfect Achivement of Goal"

明けましておめでとうございます、「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年12月に処女作「絶対達成する部下の育て方」を出版し、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016828/attaxsales-22/ref=nosim


この書籍の中で、


"Perfect Achivement of Goal"


というフレーズを使わせていただいております。


これはダイヤモンド社の英文校正の方にいくつかアイデアを出していただき、
決定したフレーズです。


「絶対達成本」の表紙にも、そしてほぼ全ページに散りばめられています。


この、"Perfect Achivement of Goal" というフレーズは、


絶対達成する思考・マインドを表現したものであり、その意味としては、


● 最低でも目標は達成させる

● 目標未達成というリスクを回避する

● リスク分散するための「予材」を大量に保有する

● 今できないことをできるようにするのではなく、今できることを大量に実
施する

● 大量行動により、迷いと思考ノイズをシャットアウトする

……というものです。


この絶対達成マインドには、従来の思考とは逆説的(アンチテーゼ)なものが
大いに含まれています。


◆ 結果を出すことで正しいプロセスが構築される。結果が出ていないのに正
しいプロセスを検証しようがない。

◆ 結果を出すことでモチベーションがアップする。モチベーションがアップ
するから結果を出そうと人が動くわけではない。

◆ 結果を出すことで人が育つ。人が育つことで結果が出るわけではない。

◆ やり方を工夫するのではなく、現時点で知っているやり方を大量に、徹底
的に続ける。

◆ 効率的な手法は、結果を出ださない限り見つけようがない。

◆ 量を増やすことで質がアップされる。


……などなど。


近年、書籍でもセミナーでも、そしてインターネット上でも、「方法論」つま
り「やり方」に関する情報ソースが脚光を浴びてきました。


しかし、


それでも結果が出ない人は出ません。
目標を達成できない組織は、いつまで経っても達成しません。


なぜか?


「やり方」は、コンピュータでいうアプリケーションだからです。iPhoneでい
うと「アプリ」です。


しかし、その土台となる「OS」つまりオペレーティングシステムが壊れてい
れば、どんなに素晴らしい「アプリ」が乗っかっていても、機能しません。


人のOSは、思考です。マインドです。習慣です。


習慣は「インパクト×回数」でできています。


行動を「やり切る」習慣、「絶対達成」するマインドがなければ、どんなに優
れたメソッド、フレームワークと出会っても、何事も成し遂げられません。


「私の周りに、そういうマインドがなくてもうまくいっている人がいる」


という自己欺瞞とは、もうサヨナラして、


2012年は、


絶対達成マインド "Perfect Achivement of Goal" のエスプリでいきましょう!


本メルマガのタイトルは昨年末、「草創花伝(そうそうかでん)」と名称変更
しています。


人や組織が新しい物事をはじめられる、そんな機会を作ってくれた、と言われ
るようなメルマガを目指していきたいと存じます。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。

以上