2017年5月11日

【「オーバーアチーバー」の思考パターン】メルマガ草創花伝 vol.910

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは『「オーバーアチーバー」の思考パターン』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、聞いてください」


●師範:
「なんだ」


○門下生:
「私の部下がどうにもなりません」


●師範:
「またか、どいつもこいつも。
私のところへやってくる門下生は、みんな部下に対する悩みだ」


○門下生:
「やる気が見られないんですよ。
やることをやりませんし、できない言い訳ばかりで」


●師範:
「君の部下は、やることをやらないし、できない言い訳ばかりなんだな」


○門下生:
「そうです。しかも一人じゃないんです。三人もいます」


●師範:
「三人とも、やることをやらないのか」


○門下生:
「部下だけじゃありません。私の上司もです」


●師範:
「あれ? 君は課長職だったか?」


○門下生:
「いえ。私は何の役職にも就いていません」


●師範:
「そうだよな。確か、去年の9月に今の会社に転職したんだろ?
役職に就いてないのに、部下が3人もいるのか」


○門下生:
「そうです。私の上司が頼りないので、私が面倒を見てます」


●師範:
「そうなのか」


○門下生:
「そうですよ。私はいま29歳です。上司の部長は48歳。
部下はそれぞれ26歳、31歳、34歳です。34歳の人は課長ですよ」


●師範:
「課長? それでも君の部下なのか?」


○門下生:
「部長からそのように言われたので、部下だと思って接しています」


●師範:
「不動産の営業だったな。目標達成率は?」


○門下生:
「31歳の部下が100%を下回っていて93%。
26歳は120%、34歳の課長は108%です。ちなみに部長は105%」


●師範:
「ほぼ全員、100%は超えているのか」


○門下生:
「あたりまえですよ。目標を達成するだなんて」


●師範:
「そうだな」


○門下生:
「去年入社した私が450%達成してるんですよ。
恥ずかしいと思わないんですかね」


●師範:
「450%……」


○門下生:
「500%は超えないと、と思ってます」


●師範:
「部下たちにも、それを言ってるのか」


○門下生:
「だって、やるべきことをやれば200~300%ぐらい達成できますよ。
だったらやればいいじゃないですか。
なのにできない言い訳ばっかり言うんですよ」


●師範:
「……」


○門下生:
「上司である部長も部長なんです。
100%達成できていれば、それでいいんだなんて甘いこと言ってるんです」


●師範:
「……」


○門下生:
「ムカつきません? 師範、ゲームってやったことありますか?」


●師範:
「いや、私はあまり」


○門下生:
「たとえばシューティングゲームで100万点を獲得したとします。
次にゲームをやるとき、同じように100万点をめざしますか?」


●師範:
「うーん、もっとハイスコアをめざすかな」


○門下生:
「さすが師範! そうでしょう! 100万点をとったら、次は150万点。
その次は200万点とりたくなるもんです」


●師範:
「……」


○門下生:
「アスリートだってそうでしょう。
自分の限界にチャレンジして超えていく。それが楽しいんです」


●師範:
「……」


○門下生:
「惰性で仕事をしてるヤツらと一緒にいたくないですね。
今度社長に目標そのものを2倍にしてくださいって進言します。
そうすれば、いやでもがんばらないと100%達成できなくなりますから」


●師範:
「おいおい、そこまでする必要があるのか。
目標だって、そんなに低いわけじゃないんだろう」


○門下生:
「社長は日本一の不動産会社にするって言ってたんです。
だから私は社長を男にしたいんです。現状に満足してる連中に喝を入れる。
それが私に与えられたミッションなんです」


●師範:
「社長が君にそう言ったのか?」


○門下生:
「そうは言ってませんが……。きっとそうです。
私は役職も要らないし、高い給料も要らないです。
とにかく限界に挑戦し、常にその限界突破をしていきたいだけなんです。
そのためには、他人が休んでいるときに死ぬほど努力するべきです」


●師範:
「おいおい。ちょっと落ち着け」


○門下生:
「毎日深夜まで働く。休日も遊んでないで、お客様と飲みに行く。
ゴルフへ行く。研修を受ける……。
自分にプライベートの時間があるだなんて思ったら人生負けです」


●師範:
「ちょっと待て。そんな発想では、日本一の会社にはできないぞ」


○門下生:
「どうしてですか!」


●師範:
「もっと一般常識的な価値観を知りたまえ。
その価値観とペーシングしてから自分の考えを言わないと、
誰も君の訴えに耳を傾けない。君は典型的なオーバーアチーバーだ」


○門下生:
「私の考えにどんな問題があるんですか」


●師範:
「一緒に働く人に幸福をもたらさない。
社会に対する思いやりの視点も欠けていって、長期的な視点で観たら、
自己崩壊していく可能性がある。もっと『他者視点』を持つべきだ」


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……ダントツの結果を出す人、圧倒的なパフォーマンスを誇る人、
いっぽうで、できない人間に対して容赦のない態度をとる人が、
「オーバーアチーバー」と呼ばれます。

独特の世界観を持っていることがあり、極端に協調性が低い。

単に結果を出すためだけならいいですが、
チームビルディング上、大きな問題の種になる可能性があり注意が必要です。


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【21点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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特に今年に入ってから、私はパッタリと外部機関でのセミナーや、
企業での講演活動を急減させています。

ほとんどのオファーを断っていると思います。

今は「マスマーケティング」の時代ではなく、
「コミュニティマーケティング」の時代。

現在は「絶対達成プライム」を中心に、
「絶対達成社長の会」「アタックス視察クラブ」など会員向けのセミナー
をドンドン拡大させています。

したがって、それぞれの会員以外の人には、
横山がどこでどのようなテーマでセミナーや講演をしているのか、
わからなくなっていると思います。

「最近、横山さん、セミナーをやらなくなったね」

と多くの人に言われます。
しかし回数そのものは減っていません。

それに、昔と異なり、
時間と空間に拘束されることなく人財教育したいというニーズが高まっており、
リアルセミナーよりも、DVDや動画教材を拡充しています。

お客様のニーズをしっかり捉えて、今後も商品開発していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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〔3〕絶対達成プライム5月号は「絶対達成する人の採用方法」。
   今月の「横山信弘の紹介したい一冊」とは……
   「超一流のすぐやる技術」【台車理論】の元ネタになった、あの本!

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「絶対達成プライム」5月号は、
『絶対達成する人の採用方法』がメインテーマ。

目標を絶対達成できるかどうかは、その人の思考パターンに大きく依存します。

入社して数年経った社員と、入社したての新入社員では、
圧倒的に新入社員のほうが思考パターンを変化させやすい。

では、絶対達成マインドのある人をどう採用するのか。
そのノウハウとコツを解説します

詳しくは今月のプライムオーディオセミナーで!


■ 絶対達成プライム会員「5月号」専用ページ (〆切26日)
http://zettaiprime.jp/admission/


そして大好評! 毎月「絶対達成プライム」会員にのみお伝えしている
「横山信弘の紹介したい一冊」のコーナー。

今月は……

■『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576151878/mysterycon0c-22/ref=nosim

です。

仕事を効率よく処理するタスク管理テクニック、知的生産術の基本である
「GTD」。

この基本5ステップ「収集」「処理」「整理」「レビュー」「実行」が
記されています。

この手法をさらに日本人的な仕事のやり方(タスク管理&プロジェクト管理)
にカスタマイズさせたのが【台車理論】です。

「台車理論」が掲載されているのは拙著「超一流のすぐやる技術」です。

■『超一流のすぐやる技術』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797387025/mysterycon0c-22/ref=nosim

セルフマネジメント技術を鍛え、労働生産性を上げていきましょう。

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〔4〕【残り9名!】人工知能セミナー「AIカウンセルによる組織大変革」

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6月14日に、再びAI(人工知能)セミナーを開催します。

AIが得意とする「認識能力」を最大限に生かし、
総労働時間の20%以上の削減、スタッフの能力向上へ導く手法とは?

3月に開催した同セミナーは、1ヶ月前ですぐ満員となりました。
6月にも開催しますが、すでに「残席わずか」です。


【東京 6/14】AI(人工知能)セミナー「AIカウンセルによる組織大変革」
http://attax-sales.jp/seminar/open/3012/

本セミナーは、「IBMワトソン」のエコパートナー企業(日本初)である、
木村情報技術様との共催です。

「IBMワトソン」を活用したソリューションを、
すでに大手企業で導入し始めており、その事例を知ることもできるでしょう。

ご興味のある方は、ぜひお越しください。

2017年5月4日

【わざと「話を噛み合わせない」ための技術】メルマガ草創花伝 vol.908

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは『わざと「話を噛み合わせない」ための技術』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「……そういうわけで、私は会社にものすごく不満があります。
私がどんなに頑張っても、まったく評価してくれないのです」


●師範:
「ほう」


○門下生:
「私以外の誰もが社長には気に入られています。
私だけがゼロの評価で、まるで邪魔者のように扱われているんです」


●師範:
「なるほど」


○門下生:
「師範の言うとおり、社長とペーシングしようとはしました」


●師範:
「ペーシングって、どんな風にしたんだ」


○門下生:
「社長が言うことをなんでもかんでもうなずいて、
とにかく調子を合わせようとすることがペーシングでしょう?
でも社長が言うことの99%は間違っていることなので、
社長の言うことを聞いていたら頭がおかしくなると思ってすぐやめました」


●師範:
「なるほど」


○門下生:
「師範が言っているペーシングって、全然ダメですね。
あんな方法で社長とか、他の同僚と信頼関係を構築できるだなんて、
絶対にありません」


●師範:
「君の言うとおりだな。
ペーシングというのは、相手とペースを合わせようとすること。
相手の期待に応えることだとも言える。
それを続けることはとても良いことだ。
その第一歩を踏み出せない人が多いなか、君はチャレンジしている」


○門下生:
「……」


●師範:
「ペースが合わない人とペーシングするのは最初だけ苦痛だ。
私の門下生の中でも、ペーシングが苦手な人は多いよ」


○門下生:
「はあ」


●師範:
「どこの会社の社長も、厄介な人が多いもんだ。
根はいい人なんだが、話を持ちかけると、話がややこしくなる人、
かえって話がこじれる人、いろいろいるから」


○門下生:
「だいたい社長をやりたがる人で、根がいい人だなんているんですか?
性根が悪いからこそ、金の亡者になりたがるんです。
社長って、お金のことしか頭にないでしょ?」


●師範:
「ほう」


○門下生:
「社長というのは、
従業員を虫けらのようにしか思ってない生き物のことを言うんです」


●師範:
「確かに社長って、唯我独尊的なところがあるよな。
だからこそ人に振り回されず、強いリーダーシップを発揮できる。
従業員の幸せはもちろんのこと、社会に貢献しようとする社長ほど、
強烈なリーダーシップが必要だから」


○門下生:
「……」


●師範:
「私の門下生で、映画が好きな社長がいる。
特に、独特な表現技法を用いた、実験的な映画が好きなんだ」


○門下生:
「はあ」


●師範:
「ドラマの『ツイン・ピークス』でデヴィッド・リンチにはまったらしい。
従業員全員に『マルホランド・ドライブ』を観賞させて意見交換会をしたり」


○門下生:
「……」


●師範:
「ラース・フォン・トリアー監督『ドッグヴィル』の上映会を開いて、
みんなに感想文を書かせたりしたそうだ」


○門下生:
「……」


●師範:
「『主演のニコール・キッドマンが美しかった』という感想が多くて
残念だったと、その社長はこぼしてたけどな。
『絶望の中にこそ人間の本性をあぶりだすことができる』といった、
感想を期待していたようだが」


○門下生:
「……」


●師範:
「君はどんな映画を観る?」


○門下生:
「え?」


●師範:
「映画は観ないか?」


○門下生:
「ええと……。小説なら、読みます」


●師範:
「最近、どんな小説を読んだ?」


○門下生:
「最近読んだ小説でよかったのは、『恋歌』です」


●師範:
「朝井まかて?」


○門下生:
「そうです。樋口一葉の師、中島歌子の生涯を描いた……」


●師範:
「あれは私も読もうと思ってたんだ。
幕末の水戸藩がどうだったのか。実はあまり知らないんでね」


○門下生:
「そうですか……。それなら読む価値はあると思いますが」


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……先入観が強すぎる、前提知識が足りなさすぎるなど、
話が噛み合わない「危険人物」の4つの特徴をとらえておき、

話がややこしくなりそうと思ったら、
わざと話を噛み合わないように仕向けると、
相手を少しの間、混乱させることができます。

相手を混乱させることで、衝動的になっている感情を抑制させられるのです。

大切なことは「話の主導権」を相手に渡さないこと。

こちらのペースで話ができる状態になるまで「表面コミュニケーション」に
切り替えることが大切です。

どんなときでも、話を噛み合わせようとすると、ストレスを覚えます。
特にメールやLINE、SNSを通じてのやり取りでは、そうですよね。

「水掛け論」に発展するのです。

相手に譲歩するのはイヤだけど、このまま話をしていても埒が明かない、
と判断したときに有効です。

わざと「話を噛み合わせない」技術も身に付けておきましょう。
自分の本ですが、最近、私はこの本を何度も読み返しています。


■ 話を噛み合わせる技術
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894516896/mysterycon0c-22/ref=nosim


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【46点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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昨日からゴールデンウィークがはじまりました。
皆さんはどのようなGWをお過ごしですか?

私は何も予定がないので、どっさり本を買い込んで読書に明け暮れています。

あと、今さらながら? 海外ドラマの「LOST」にはまっています。
(「ゲーム・オブ・スローンズ」をシーズン6まで観てしまったから)

「24」や「プリズン・ブレイク」、「ゲーム・オブ・スローンズ」と比べ、
「LOST」は海外ドラマ特有の理不尽さが少なく、
比較的健全な気持ちで観賞できますね。

青年海外協力隊だった私としては、
あのようなサバイバル生活に少し憧れたりします。

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〔3〕いよいよ新シリーズのDVD発売!(5月8日から販売キャンペーン)
   新しいDVDの内容とは!?

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これまで「組織営業力アップDVD」他、CD・DVDを販売してきました。
http://attax-sales.jp/products/

来週5月8日(月)から、新しいDVDシリーズが加わります。
それが、

「店舗売上アップDVD」。

そのボリューム1が来週から発売。

店舗で商品を販売されている小売業向けの
「絶対達成メソッド」を詰め込んだ内容です。

5月末まで10%オフの販売キャンペーンを実施しますので、お見逃しなく!

2017年5月1日

【「1on1ミーティング」の大切さ】メルマガ草創花伝 vol.908

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは『「1on1ミーティング」の大切さ』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、質問があります」


●師範:
「なんだ」


○門下生:
「ヤフーの1on1って知ってますか?」


●師範:
「『ワン・オン・ワン』だな。知ってるよ」


○門下生:
「上司のための面談ではなく、部下の成長のためのミーティングだそうで」


●師範:
「書籍が売れているな」


○門下生:
「さっそく本を読んで私も実践してみたんです」


●師範:
「なるほど」


○門下生:
「部下5人に2ヶ月実施してみました」


●師範:
「1週間に30分が基本だから、それぞれ8回ずつやってみたのか」


○門下生:
「そうです」


●師範:
「なるほど」


○門下生:
「アクティブリスニングに、レグニシヨンも意識しました」


●師範:
「積極的な傾聴に、承認する態度のことだな」


○門下生:
「はい。しかし、効果が出ていません」


●師範:
「なるほど」


○門下生:
「ひとり8回も1on1を実施したんですよ。5人いるから40回です」


●師範:
「うん」


○門下生:
「なのに、何の効果もないんです」


●師範:
「何の効果もないか」


○門下生:
「……あ、いや、まったく効果がない、というわけではないですが」


●師範:
「うん」


○門下生:
「……そうですね……」


●師範:
「……」


○門下生:
「5人のうち、1人は効果が出ていると思います」


●師範:
「なるほど。もう少し詳しい話を聞かせてくれないかな」


○門下生:
「ええっと……」


●師範:
「……」


○門下生:
「そうですねェ……」


●師範:
「……」


○門下生:
「詳しく言いますと、効果があったという1人の部下は、
未来のキャリアを明確に描いているんです」


●師範:
「うん」


○門下生:
「だからアクティブリスニングをしていても、
みずから自分の課題に気付いて発言していくんです」


●師範:
「みずから自分の課題に気付くんだ」


○門下生:
「そうです。しかし他の4人は、私が黙っていると、向こうも黙るんです」


●師範:
「うん」


○門下生:
「……それで、ですね」


●師範:
「……」


○門下生:
「その、つまり……。黙ってる部下ばかりではありませんが、
ネガティブなことを好き放題に話す部下もいるし、
会社に対する文句や愚痴ばかりを言う部下もいるんです」


●師範:
「なるほど」


○門下生:
「……ええと」


●師範:
「うん」


○門下生:
「それで、本当に1on1ミーティングって効果あるのかなと思ったり」


●師範:
「……」


○門下生:
「えっと」


●師範:
「うん」


○門下生:
「でも、やっぱり、これって私に問題があるんですかね?」


●師範:
「なるほど。君に問題があるって思ったの?」


○門下生:
「2ヶ月ぐらいやって効果が出ないと言っている私がダメなんじゃないかと」


●師範:
「……」


○門下生:
「もう少し……。様子を見てみます。焦りすぎてた気がします」


●師範:
「じゃあ、これからの君の行動は?」


○門下生:
「今後も1on1ミーティングを続けます。
少なからず半年はやってみることにします。そうでないと判断できませから」


●師範:
「じゃあ、そうしよう」


○門下生:
「……と、ところで」


●師範:
「うん」


○門下生:
「今の、師範とのこのやり取りが、
完全に1on1ミーティングになってましたよね。
アクティブリスニングとかレコグニションを完璧にやられていた」


●師範:
「うん」


○門下生:
「うなずくタイミング、おうむ返しするタイミング、
もう少し詳しく聞かせてくれないかと深堀させるタイミング。絶妙でした」


●師範:
「君が1on1のことを言ったから実演したまでだ。
普通だったらもっとアグレッシブにダメ出ししてたよ。私は傾聴が苦手だ」


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……大変失礼な言い方かもしれませんが、

『ヤフーの1on1』は、想像以上に気づきの多い書籍でした。
売れている理由がわかります。

コーチングの本を読んでも、研修を受けても
ほとんどの管理者は、実際の現場では実践できないと思います。

テクニックや効果作用を頭で理解しても、
具体的にどうやっていいかわからないからです。

いっぽう「1on1ミーティング」は、
コーチングメソッドを使った部下を成長させるコミュニケーション技法です。

その通りに実践するだけですから、とてもわかりやすい。

ただ、拙著「空気で人を動かす」にも書きましたが、
コーチングが効果を発揮するのは、クライアントに意欲があることが条件です。

そして何より、クライアント自身が「答え」を持っていなければダメ。

どんなに傾聴していても、
本人に「答え」を導き出せるノウハウや知識がなければ、
聞けば聞くほど、話はあさっての方向へ行ってしまいます。

話が噛み合わないので、どんなに傾聴しても話がずれたり、こじれたりします。
このケースで必要なのは「コーチング」ではなく「ティーチング」なのです。

とはいえ、「ヤフーの1on1」はおススメです。

特に、著者と東大准教授の中原淳さんとの対談は、
ビジネスパーソンがどうしてこれほどコミュニケーションが下手なのか、
科学的に分析し、披露してくださり、すごく参考になりました。

同じくベストセラーとなっている
中原淳さんの「フィードバック入門」と伴わせて読むと理解が深まります。


■ ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478069786/mysterycon0c-22/ref=nosim


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【42点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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先週28日(金)で
「絶対達成新入社員研修(WEB版)」の販売が終わりました。

一番高いプランが、一番売れたのにはびっくりしました。

なぜリアルではなく、WEB版の新入社員研修が売れるのか?
"人財教育もWEBの時代がやってきたのだ"と私は受けとりました。

しかし、それだけでは一番高いプランが異様に売れた理由がわかりません。

そんなことを考えていたら〆切当日の夜、ある社長からこう言われました。

「あのWEB版はお得ですね!
10人の新入社員全員に自由な時間に視聴してもらえたし、
何より『習得度確認テスト』が入っていたのがよかった!」

と。

そうか。『習得度確認テスト』があるから一番高いプランが一番売れたのか!
言われてみればその通りです。

もっとこの『習得度確認テスト』をアピールすればよかったと、
少し後悔しています。

ちなみに、
リアルな「絶対達成新入社員研修」は一年を通して受け付けております。
http://attax-sales.jp/newemployeelp

新入社員研修ははじめが肝心です。
ご興味のある方は、上記ページからぜひお問合せください。

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〔3〕いよいよ新シリーズのDVD発売!(5月8日から販売キャンペーン)
   新しいDVDの内容とは!?

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これまで「組織営業力アップDVD」他、CD・DVDを販売してきました。
http://attax-sales.jp/products/

来週5月8日(月)から、新しいDVDシリーズが加わります。
それが、

「店舗売上アップDVD」。

そのボリューム1が来週から発売。

店舗で商品を販売されている小売業向けの
「絶対達成メソッド」を詰め込んだ内容です。

5月末まで10%オフの販売キャンペーンを実施しますので、お見逃しなく!